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My life

第52章 新しい先生

悠斗side

やっと眠ったかな


悠斗が美桜を寝かしつけている間、湊と樹が奥のソファーの上に座って話していた


悠斗も美桜が眠ったため樹たちの方へと行くと、湊が静かな声で悠斗に声をかけた

「お疲れ様〜」

「あぁ〜、湊達も美桜のことありがとな」

「全然大丈夫だよ〜」


湊と樹は口を揃えて言った


そして悠斗は樹達と反対側のソファーに座った


「俺がこの部屋に入ってきた時美桜が樹に抱きついててなんか新鮮だったな笑」


「俺もそれ思った笑、いつも美桜湊先生がいい〜って言うのに今日は嫌がられた笑」


悠斗がふっと笑いながら言うと湊も小さな声で笑いながら言った


「正直俺もなんか違和感しか無かった、それより湊が真剣に処置してる姿が新鮮すぎたな笑」

樹が湊を見ながら言った

「そう?笑、俺意外としっかりしてるよ〜笑」

「なんとういうか、湊って優しいから患者さん泣かせてるイメージなかったし、意外とぐいぐい進めるんだなって思っただけ笑」

「俺は湊のこと見慣れてるけど意外と湊は説得させてるように見せてするしかない状況をわざと作ってグイグイ進めていくからな笑」


悠斗も湊を見ながら言った


「そうかな?笑、俺は患者さんと少し話してるだけのつもりだけど笑」


「そういえば話変わるけど、この前の会議でここの科に少しの間新しい先生と難しい心臓病の女の子が来ることになった。アメリカの小児の消化器専門の先生で、もう1人は検査入院で少しこっちの病院に来る」


「小児の消化器専門の先生!?まじ助かる〜!笑
風神先生が教授になって学生の講義とか、学会に行くことが増えたおかげで風神先生の担当してた子とかここに入院してる消化器系の病気の子俺一人で見てたから本当に救世主!笑」

湊は笑顔で嬉しそうに言った

「良かったな笑、あとその先生は来年から本格的にこの病院で働く予定だから。しかも結構有名で腕が良くてトレーニングまでできるらしいから樹たちの仕事も減るから良かったな」


「まじか笑、トレーニングの医者が少ないから助かる笑、1人1人にかけられる時間も長くなるしいいことだらけだな笑」


樹も嬉しそうに言った


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