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「それより、検査入院の子はどうなの？」


湊が悠斗に聞いた

「その子は重度の心臓病で俺の父親が診ることになってる。大手医療機器メーカーの長女らしい。」


「今回はすごい豪華な人が来るね笑、しかも悠斗のお父さんまで出てくるとは本当にすごい」


湊は感心しながら言った


「それより、いつからその先生達は来るの？」


樹が聞くと悠斗はすぐに答えた


「来週だったかな、浅川が戻ってくるタイミングと一緒だった。結構急だけどな笑」


「本当に急だね笑」


3人で少し話したあと、湊と樹は美桜の部屋を出て、悠斗は美桜の部屋にあるお風呂に入った


ふぅ…少し疲れたな


美桜に加えてはるまで、ゆあが元気なだけまだましか

でもはるはインフルだった、ならゆあも感染してるって考える方が妥当だよな

ゆあのことは俺の親父達が見てくれているらしい。夕方すぎぐらいに美優もお家に帰った。美優も身体が弱いし、親父達に2人のことよく見てもらって何かあればすぐ病院に連れて来てと伝えておくか


とりあえず我が家はもうしばらく落ち着かないな、


みんなが落ち着いた頃別荘にでも行ってゆっくり過ごすかな、美桜は紗奈とお泊まりの約束してたみたいだしタイミングがあえば高梨家も誘うか


涼がいると美優が少し嫌がりそうだけど、、笑


悠斗はそんなことを考えながらベッドで眠る美桜の頭を優しく撫でてあげた


美桜ごめんな、嫌な思いばかりさせて、もう少しだけみんなと頑張ろうな、退院したら思いっきり甘やかすから


明日は少し身体が楽になってるといいな、


「おやすみ」


悠斗は美桜に小さな声でそう言って部屋の明かりをさらに落として美桜の部屋で休んだ