
My life
第52章 新しい先生
湊side
はぁ……
少し刺激して1回気持ちを発散させようとしたけど言いすぎたな…
美桜の前では次の子って言ったけど美桜が1番最後だったからとりあえず医局に戻って来た
それに速水先生にあんまり見せたくないとこ見せたな…苦笑
医局について湊はコーヒーを一口飲んで自分のデスクに座り、美桜のカルテを見ていた
速水も湊の隣のデスクに座ってカルテを開いていた
そして湊はため息をついて速水に話しかけた
「速水先生、さっきはごめんね。」
「全然大丈夫ですよ。年頃の子相手は難しいですから」
速水はカルテをパソコンで見ながら答えた
そして少しの沈黙があった
「速水先生はなんで何も言わなかったの?美桜が最後泣いてたの見てたから少し美桜と話すかと思った」
速水は動かしていた手を止めて湊の方を見て言った
「僕も治療に対してやる気のない子には時間を割く必要は無いと思うので。それに何も知らない僕が何か言っても彼女を刺激するだけですし」
「まぁそれもそうだけどね。美桜はあ〜言ってたけど本当は頑張ろうって思ってるけど心がついてこないんだろうね。美桜は人一倍頑張り屋さんで、強がりだけど本当は弱くて1人で溜め込んじゃうんだよね。小さい頃から美桜は変わってないからさ」
立て続けに美桜が苦手な検査や処置が続いたのに加えて美桜からしたら知らない先生に診察されるってかなり酷だよな、
せっかく回復してきてたのに色々とタイミングが悪かった。でもゆくゆくは速水先生に診察して貰わないといけなかったからなんとも言えないよな、
少し息抜きで外泊させてあげるか、でも今はるくん入院してるし美桜のことだからしないって言いそうだけど、
このことは悠斗と要相談だな
俺が悶々と考えていると速水がしばらく黙ったあと話し始めた
はぁ……
少し刺激して1回気持ちを発散させようとしたけど言いすぎたな…
美桜の前では次の子って言ったけど美桜が1番最後だったからとりあえず医局に戻って来た
それに速水先生にあんまり見せたくないとこ見せたな…苦笑
医局について湊はコーヒーを一口飲んで自分のデスクに座り、美桜のカルテを見ていた
速水も湊の隣のデスクに座ってカルテを開いていた
そして湊はため息をついて速水に話しかけた
「速水先生、さっきはごめんね。」
「全然大丈夫ですよ。年頃の子相手は難しいですから」
速水はカルテをパソコンで見ながら答えた
そして少しの沈黙があった
「速水先生はなんで何も言わなかったの?美桜が最後泣いてたの見てたから少し美桜と話すかと思った」
速水は動かしていた手を止めて湊の方を見て言った
「僕も治療に対してやる気のない子には時間を割く必要は無いと思うので。それに何も知らない僕が何か言っても彼女を刺激するだけですし」
「まぁそれもそうだけどね。美桜はあ〜言ってたけど本当は頑張ろうって思ってるけど心がついてこないんだろうね。美桜は人一倍頑張り屋さんで、強がりだけど本当は弱くて1人で溜め込んじゃうんだよね。小さい頃から美桜は変わってないからさ」
立て続けに美桜が苦手な検査や処置が続いたのに加えて美桜からしたら知らない先生に診察されるってかなり酷だよな、
せっかく回復してきてたのに色々とタイミングが悪かった。でもゆくゆくは速水先生に診察して貰わないといけなかったからなんとも言えないよな、
少し息抜きで外泊させてあげるか、でも今はるくん入院してるし美桜のことだからしないって言いそうだけど、
このことは悠斗と要相談だな
俺が悶々と考えていると速水がしばらく黙ったあと話し始めた
