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妄想

第7章 結ばれて

水月館のエントランスに足を踏み入れた優紀は、係りの者に上がるように言われ、黒沢の待つ部屋へ通される。

「すみませんでしたね。お呼びだてして」
エゴイストの香りが優紀の鼻腔をくすぐり、官能の世界へと誘う。
黒沢は、倉田の仕事ぶりを褒めながらも、最後の夜、彼女が入浴時間を間違えたアクシデントについて語り始めた。
「ですからね。私としてはあなたからお宅の講師の方々に、今後このようなミスを犯さない様、充分に言い聞かせて頂きたいと思いまして」

「わかりました。本当に申し訳ございません。講師の方にはキツく言っておきますが、倉田が黒沢さんと鉢合わせになった状況が今一つ想像出来ないのです。講師達に話をする上でも、実際、どのような状況だったのか細部にわたって説明する必要があります。ここは一つ再現方式でやって頂けませんか?」

優紀のひたむきさに心打たれた黒沢は「こちらです」と従業員用の風呂に優紀を案内し、徐に服を脱ぎ始めた。

「待ってください。私が最初にお風呂に入っていた訳ですよね。黒沢さんはまだ脱がないで」
優紀はそう言い、固まっている黒沢をよそに、スーツ、ブラウス、ストッキング、ブラジャー、パンティを静々と脱ぎ、素っ裸の状態で黒沢の前に正座する。
「宜しくお願い致します」
三つ指をついて頭を下げる優紀に面食らった黒沢ではあったが、優紀の豊満な身体に下半身はすぐさま反応し、今すぐにでもこの場で押し倒したい感情にとらわれた。優紀は、パンパンに張っている黒沢のいち物を確認しながらも、浴用タオルでヘアーを覆い、これから受けるであろうめくるめく快感に胸ときめかせながら浴室へと消えた。

「どうぞ、お入りください」
優紀の合図に応答はなかったものの、ガラス戸が開き、何も隠していない状態の黒沢がぬっと現れる。

「はぁ~、何!ち〇ぽが反り返ってお腹にぴたんとひっついてる。サイボーグじゃあるまいし。タマも立派だこと」

ざぶんと音を立てて湯から出た優紀は、黒沢の前に跪き、そのキ○○マを丁重に扱いながら、ち〇ぽの裏筋を丹念に舐め上げる。
「もう誰に見られてもいい。早くしゃぶって黒沢を昇天させないと」
優紀は、乳を揺らしながらフェラを続け、一瞬のスキをついて外に出した黒沢を「マナーを心得ている男」と尊敬の眼差しで見た。

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