飼い猫 🐈⬛🐾
第25章 メガネ男子と猫
う… わ… !
私は 口に手を寄せて 頬を赤くして 俯く。
何て 音 出すの… この人…!
心を… 持って行かれる…! と 慌てる。
耳コピだから 飛んでる音も あるけど…
好きな曲 だから?
音が… キラキラしてる…。
まるで…
「好きだよ…」 って 囁かれているみたい…
「っ… !!!」
ドキドキしながら
鍵盤を弾く 紫優くんの指を 見れば…
あの 難しい指運びのパートも 難なく
鍵盤の上を 華麗に飛び回っていく…。
それから 滅多に見ない
紫優くんの 真剣な橫顏…。
ヤバい… ヤバい…! ヤバい!!!
ドキドキ しちゃう…!!!
何で… こんな… 格好良いんだ…
曲の途中で 紫優くんに しがみついて
演奏を 妨害した。
「??? …詩史 ? どうしたの…?」
曲を止めて…
紫優くんは 戸惑いの声を あげる。
顔を 上げられない…! 耳まで 熱い…!
「ごめん… ドキドキし過ぎて…!」
心臓の音が ドキドキと…
すごく大きく 聞こえる…!
「詩史…?」
「悔しいけど… めっちゃ 格好良い…!」
声を 絞り出す。
悔しいけど… 格好良過ぎる…!
「詩史… 嬉しい…!」
紫優くんの 穏やかな声も…
今は とても 擽ったい。
「~~~っ! でも…っ! アレンジ多過ぎ!
全っ然 楽譜通りじゃない…!」
ダメ出しして どうにか 自分を保つ。
「うん。 楽譜通りは やっぱり 苦手なんだよね。
そう言えばさ…」
紫優くんは立ち上がって…
ピアノの上に置いてあった 1冊の楽譜を取った。
「コレ、 詩史と弾きたかったんだよね!」
そう言って 取り出したのは
パッヘルベルのカノン。
「…は? ??? 何…? 連弾…?!」
私の戸惑いに 紫優くんは
「うん♡」とにっこり 天使の微笑みをする。
「何言ってるの…。
さっきの挿入曲 弾けてるんだから
連弾なんか しなくても
1人で 弾けるでしょうが…!」
「いや… 楽譜通りに弾くの 激ムズ…!」
紫優くんの言葉に 驚く。
「え… 楽譜通りに 弾く気、あるの…?
いつも 耳コピ中心で、 それなりに 弾けるんだから 良いじゃない!
それに カノンは色々なレベルで 出てるし…
少し練習すれば 直ぐ 弾けるんじゃない?」
私は 口に手を寄せて 頬を赤くして 俯く。
何て 音 出すの… この人…!
心を… 持って行かれる…! と 慌てる。
耳コピだから 飛んでる音も あるけど…
好きな曲 だから?
音が… キラキラしてる…。
まるで…
「好きだよ…」 って 囁かれているみたい…
「っ… !!!」
ドキドキしながら
鍵盤を弾く 紫優くんの指を 見れば…
あの 難しい指運びのパートも 難なく
鍵盤の上を 華麗に飛び回っていく…。
それから 滅多に見ない
紫優くんの 真剣な橫顏…。
ヤバい… ヤバい…! ヤバい!!!
ドキドキ しちゃう…!!!
何で… こんな… 格好良いんだ…
曲の途中で 紫優くんに しがみついて
演奏を 妨害した。
「??? …詩史 ? どうしたの…?」
曲を止めて…
紫優くんは 戸惑いの声を あげる。
顔を 上げられない…! 耳まで 熱い…!
「ごめん… ドキドキし過ぎて…!」
心臓の音が ドキドキと…
すごく大きく 聞こえる…!
「詩史…?」
「悔しいけど… めっちゃ 格好良い…!」
声を 絞り出す。
悔しいけど… 格好良過ぎる…!
「詩史… 嬉しい…!」
紫優くんの 穏やかな声も…
今は とても 擽ったい。
「~~~っ! でも…っ! アレンジ多過ぎ!
全っ然 楽譜通りじゃない…!」
ダメ出しして どうにか 自分を保つ。
「うん。 楽譜通りは やっぱり 苦手なんだよね。
そう言えばさ…」
紫優くんは立ち上がって…
ピアノの上に置いてあった 1冊の楽譜を取った。
「コレ、 詩史と弾きたかったんだよね!」
そう言って 取り出したのは
パッヘルベルのカノン。
「…は? ??? 何…? 連弾…?!」
私の戸惑いに 紫優くんは
「うん♡」とにっこり 天使の微笑みをする。
「何言ってるの…。
さっきの挿入曲 弾けてるんだから
連弾なんか しなくても
1人で 弾けるでしょうが…!」
「いや… 楽譜通りに弾くの 激ムズ…!」
紫優くんの言葉に 驚く。
「え… 楽譜通りに 弾く気、あるの…?
いつも 耳コピ中心で、 それなりに 弾けるんだから 良いじゃない!
それに カノンは色々なレベルで 出てるし…
少し練習すれば 直ぐ 弾けるんじゃない?」