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飼い猫 🐈‍⬛🐾

第28章 目覚め

『可愛い 詩史♡  俺の猫!♡
死んでも 離さないよ…』

飼い主の腕に抱かれて 撫でられると 
気持ちが良くて…

うっとりと 微睡む。
 
 
突然 飼い主は 
ひょいと 猫の私を 持ち上げて
自分の顔の上に乗せて 
私の温もりを 堪能する。

『ふふ 温かい… 良い匂い…♡』

嬉しそうに微笑んだ飼い主は 
私の全身を抱き寄せて 頬擦りしてくる。

頬を赤く染めて 
「大好き」だと 私に 伝えてくる。

「にゃあ…」
私も 大好き…! 

飼い主に 可愛がられる 幸せな時間。


『詩史… グルーミングが大好きでしょう?
毛繕いしてあげるね♡』

突然 紫優くんまで 猫になっちゃって…

急に始まったグルーミングに 
戸惑うのに 気持ちが良くて… 

丁寧に 丁寧に 全身を舐められた。


それから 左手を 頭の上に 拘束されて
紫優くんは 脇の下に 顔を寄せる。

「ヤ…あ!」

毛の処理は してあった筈だけど…
残ってたら 恥ずかしい…!
何より 臭いが 気になるよ…!

「汚い よぉ…!」

「大丈夫… どんな詩史も 大好きだよ…?」

慌てる私に 構わずに 
紫優くんは 脇の下を 舐め上げる。

「ひ にゃ…っ!」

擽ったくて 変な声を上げてしまう。


「ふふ 詩史の匂いがする…」

紫優くんに 言われると 恥ずかしくて… 

「や だぁ…」
堪らずに 声を上げるけど…

紫優くんは 逆に そんな私を喜んで
グルーミングし続けた。
 

「ふふ 下も とろとろだね…」

いつの間にか 蜜で溢れていた 下のお口に
紫優くんの指が 出入りする。

それから
紫優くんのモノが 入ってきて…

律動と同時に 蕾を弄られて…




強い 刺激に 目を覚ました。


「…っ は… ?!」

夢…?!


「いっぱい 濡れてる…♡ 
寝てても 気持ちが 良かったんだね♡」


左手を 頭の上で拘束されて 
足は 端なくも 大きく 開脚して…
紫優くんのモノを 受け入れて
その律動に 快感を 覚えた。


「?! ヤ…ぁ」

寝起きから… 何なの?!

怒りたいのに 

身体はゾクゾクと反応して
啼き声しか 上げられない。


「詩史… 起きるのが遅いよ…!
怜央が 帰って来ちゃう…。
それとも 本当に 怜央に 見られたいの?」

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