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飼い猫 🐈‍⬛🐾

第31章 ボーイズラブ

抵抗を止めた 一瞬に
あっという間に 紫優くんに さらわれた。

ふわ…っと 身体が浮いたと 思ったら…

気がついた時には… 
紫優くんの膝の上に 乗せられて
全身すっぽり 紫優くんの腕に 収まっていた。

「ん…っ!」

紫優くんに 唇を 奪われて…

「んー んん~っ!!!」

抵抗も虚しく… 

「 っは… 」

唇が 離れた時には…

「に… や…ぁ…っ♡」

飼い主に 全身を預けて 啼き声を上げた。


「ふふっ♡ とろとろの顔♡ 可愛い!♡」


紫優くんが 私を 見下ろす。

口角を上げて  確かに 色っぽい…


綺麗 … 


見惚れて しまう。



力の入らない私は 
全て 飼い主様の 意のままに…。


「反抗的な猫ちゃん… 
愛情不足だったかな?」


教室なのに 胸を晒して…

教室なのに 片足に ショーツを引っ掛けて
紫優くんと 繋がる。

見慣れた教室が 揺れて 見えて 
ぬちゃぬちゃと 水音が響く。



だめ だよ…  こんなの… !

私は… 清楚が売りな 優等生な 筈なのに
こんな所…  
誰かに 見られたら…
取り返しのつかない事に…!

怖い… っ


頭の中で 優等生の私が 必死にブレーキを
かける。

でも…


「しふみ…  気持ち ぃ よ…♡ 」

紫優くんの甘える様な声と 
ナカを擦る 規則的な快感に
ゾクゾクと 震える。 


私も  気持ちぃ… 


「もっと キスしよ? 詩史…」


紫優くんに 溶かされて 身体が悦ぶ。




涙が 流れて… 自分の感情は 目茶苦茶だ。


「あーあ… 優等生を 泣かせちゃった…♡」


紫優くんのモノが 益々 固くなって 
この 状況を 喜ぶ。


「教室で 優等生がSEXなんて
皆が知ったら どんな反応するかな…
想像してみて? 詩史…」


想像なんて… 怖くて 出来る訳がない…


「…っ いじわる…!」

ポロポロと 涙を溢して 抗議する。


「だって… 
詩史の泣き顔が 可愛いんだもの♡♡♡

松山さんには 申し訳ないけど…
俺は 詩史以外 眼中に無いから…。
悠理とも 朝生先輩とも 有り得ないよ…(笑)」

紫優くんが にっこりと 微笑んだ。


なんで 知ってるの…


「詩史 だけだよ…♡」

耳元で 囁かれて…  
とうとう 脳内まで 蕩けた。

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