飼い猫 🐈⬛🐾
第33章 夏の 始まり
「夏葉さんが いつも 味方してくれるから
大丈夫です!」
心配する夏葉さんに 笑顔を向ける。
心配して 味方でいてくれる人が
1人でもいるだけで 救われる…。
私のお礼に 夏葉さんは少し
安心した様子だった。
「…我が子だけど
詩史ちゃんに対する 執着が恐ろしいわ…!
詩史ちゃん、 嫌な事があったら
すぐ私に言うのよ?!
ところで 詩史ちゃん…
紫優と 夏祭りに行くの?」
夏葉さんの言葉に 慌てる。
「らしくない」って 思われそうで
何か… 恥ずかしい…!
そう 思って 身構えていたけど…
返ってきたのは 予想外の言葉だった。
「…それも紫優に 無理矢理 誘われたんじゃ
なぁい? 嫌だったら 言ってあげるわよ?!」
… あれ ?
紫優くん 私に誘われたって
言ってないんだ…?
(いかにも 言いそうなのに…?)
もしかして… 私の体裁を 気にしてくれた…?
紫優くんは 良くも 悪くも
私の気持ちを 物凄く わかっているもんね…。
(それを 悪用されるのが 厄介だけど…)
さっきまでの 紫優くんへの怒りが
少しだけ 絆される。
心配そうに 私を見つめる
夏葉さんの視線に 気がついて 誤解を解く。
「大丈夫です!
今回 誘ったのは私… なので…」
恥ずかしくて…
段々 声が 小さくなってしまう。
夏葉さんは 一瞬 静止してから 大声をあげた。
「えっ…! そうなの?! 嫌だぁ♡♡♡
詩史ちゃんからの お誘いだったのぉ?!♡♡♡」
夏葉さんが きゃ〜〜〜♡♡♡と はしゃぐから
余計に 恥ずかしくて… 縮こまる。
「あ、ごめん ごめん!
そりゃあ 紫優が浮かれて 当然ね…!
ふふふ… 嬉しかったでしょうね…!」
私を気遣って
はしゃぐのを 抑え様としてくれる夏葉さん
だけど…
抑えきれない! とばかりに 笑いを漏らした。
あぁ… 恥ずかしい…
「そっか…! 紫優の為に ありがとうね♡」
お礼を言われると 更に 恥ずかしい…。
いぇ… と 小さく 返す。
「ねぇ 詩史ちゃん♡ 浴衣持ってる?」
突然話が変わって… 戸惑いつつ 考える。
「いいえ… 母のが 確か…」
私の返事に 夏葉さんは 目をキラキラさせた。
「浴衣、買いに行こ?」
「ええ…?!」
大丈夫です!」
心配する夏葉さんに 笑顔を向ける。
心配して 味方でいてくれる人が
1人でもいるだけで 救われる…。
私のお礼に 夏葉さんは少し
安心した様子だった。
「…我が子だけど
詩史ちゃんに対する 執着が恐ろしいわ…!
詩史ちゃん、 嫌な事があったら
すぐ私に言うのよ?!
ところで 詩史ちゃん…
紫優と 夏祭りに行くの?」
夏葉さんの言葉に 慌てる。
「らしくない」って 思われそうで
何か… 恥ずかしい…!
そう 思って 身構えていたけど…
返ってきたのは 予想外の言葉だった。
「…それも紫優に 無理矢理 誘われたんじゃ
なぁい? 嫌だったら 言ってあげるわよ?!」
… あれ ?
紫優くん 私に誘われたって
言ってないんだ…?
(いかにも 言いそうなのに…?)
もしかして… 私の体裁を 気にしてくれた…?
紫優くんは 良くも 悪くも
私の気持ちを 物凄く わかっているもんね…。
(それを 悪用されるのが 厄介だけど…)
さっきまでの 紫優くんへの怒りが
少しだけ 絆される。
心配そうに 私を見つめる
夏葉さんの視線に 気がついて 誤解を解く。
「大丈夫です!
今回 誘ったのは私… なので…」
恥ずかしくて…
段々 声が 小さくなってしまう。
夏葉さんは 一瞬 静止してから 大声をあげた。
「えっ…! そうなの?! 嫌だぁ♡♡♡
詩史ちゃんからの お誘いだったのぉ?!♡♡♡」
夏葉さんが きゃ〜〜〜♡♡♡と はしゃぐから
余計に 恥ずかしくて… 縮こまる。
「あ、ごめん ごめん!
そりゃあ 紫優が浮かれて 当然ね…!
ふふふ… 嬉しかったでしょうね…!」
私を気遣って
はしゃぐのを 抑え様としてくれる夏葉さん
だけど…
抑えきれない! とばかりに 笑いを漏らした。
あぁ… 恥ずかしい…
「そっか…! 紫優の為に ありがとうね♡」
お礼を言われると 更に 恥ずかしい…。
いぇ… と 小さく 返す。
「ねぇ 詩史ちゃん♡ 浴衣持ってる?」
突然話が変わって… 戸惑いつつ 考える。
「いいえ… 母のが 確か…」
私の返事に 夏葉さんは 目をキラキラさせた。
「浴衣、買いに行こ?」
「ええ…?!」