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飼い猫 🐈‍⬛🐾

第33章 夏の 始まり

膝立ちの格好で 飼い主さまの肩に 
手をついて… 
身体を 震わせて 快楽に 溺れる。


「あ… にゃ… 気持ち ぃ… ♡」


押し倒されると

グルーミング と マーキングを
交互に 施される。

紫優くんの 生暖かく柔らかな舌が 肌を撫でると
ゾクゾクするのに…

次の瞬間は 直ぐ様 痛みを伴う様な
キスマークを刻まれる。

まるで 飴と鞭を 使い分ける様だ…


そうして 胸から徐々に 下がっていきながら
沢山のキスマークを 刻まれていく。


最後は 下のお口から溢れる 蜜を 啜られて…
程なくして
待ち望んだ 飼い主様のモノが 与えられた。


「にゃ… あ… っ は… っあ♡」

律動に合わせて 声が漏れちゃう。


今は 誰も居ないから…

紫優くんの誘う世界に 酔いしれて
本能のままに 啼き声を 上げて 良い…

安心しきって 紫優くんの前で 乱れた。


律動に悦ぶ私を 紫優くんが見下ろす。


「本当に… 可愛い猫だなぁ…♡」

そう言って 頭を撫でてくれる。


はぁ…♡ 飼い主さまが 大好き…
こんなに 私を可愛がってくれるのは
紫優くんだけ だよ…


口の端から 端なく 唾液を溢して
両手を広げて 紫優くんを 夢中で求めた。



「ふふっ 詩史、慌てないで… ?
夏休みは まだ始まったばかりだよ?
毎日 いっぱい 甘えていいよ?♡
寂しがり屋で 甘えん坊な詩史を 
満たしてあげる…♡
だから… 勝手に お外に 出ちゃ ダメだよ…?」
 

耳元で 甘い言葉を 沢山 囁かれながら
激しく 震えて…  果てる。


飼い主さまの愛を 独り占めする
世界一 幸せな 猫 だった。

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