飼い猫 🐈⬛🐾
第36章 祭り の あと
「大丈夫。 どんな 詩史も 大好きだよ…
言って みて…?」
優しく 優しく 微笑まれて
言葉を 待たれる。
香水を感じて… くらくらする…
私の して 欲しいこと… ?
「…っ 紫優くん あの… ね… 」
「うん? なぁに?」
「…っ 」
優しい…
今日は 紫優くんが 優しい…! ?
混乱してくる。
いや… 違う…?
コレは 新たな 苛め?
恥ずかしい事を 言わせようと 楽しんでる?
困ってる私を 喜んでる?
どっち???
「…紫優くん… 知ってる?
相手が困ると わかっていながら やることを
苛めって 言うんだけど…?」
後者と断定した私は
キッと 自分を保って
紫優くんに 流されまい と する。
「えっ!何それ…!
詩史の 望む事を 叶えたい だけなのに…!」
ガガーンと 紫優くんは ショックを受けた
顔をした。
あれ… 珍しく 本当に 聞いてたんだ…?
「だって… 普段 意地悪なんだもん!」
「まぁ… ソレは認めるけど…」
「認めるんかい…!」
思わず 突っ込む。
「いつもは 確かに 苛めたくなる…
詩史の反応が 可愛い過ぎるから…」
紫優くんの手が 恐る恐る 私の頬に 触れる。
「今日は…
大事に 抱きたいな…」
「?!」 ドキッ…!
やっぱり 今日の紫優くんは いつもと違う…
何か… 変!
「紫優くん…! 今日、オカシイよ!
どうしたの? 調子狂う…!」
「ごめん… 反省してるんだ…。
いつも 大事にしたいと 思っているのに…
詩史を縛っておきたくて 傷つけちゃう…。
詩史の中に 俺を刻みた過ぎて 意地悪しちゃう…」
紫優くんは 弱々しく 反省を口にする。
…。
なんだか よく わからないけど
「… らしくない…!」
私は 身震いする。
「…気持ち悪い…! 紫優くんっぽくない…!
え… どうしたの?
新手の 嫌がらせ なの…?
陰湿女子より タチ悪いよ…?」
青ざめて 怯える私に
紫優くんは 若干 ムッとする。
「え… そこまで 言う?」
「だって… 何言っても 何しても
離してくれないのが 紫優くん じゃん…!
今更 私の言う事を聞く とか 反省するとか
気持ち悪い…!」
正直な 私の告白に
紫優くんは ポカン… と静止した。
言って みて…?」
優しく 優しく 微笑まれて
言葉を 待たれる。
香水を感じて… くらくらする…
私の して 欲しいこと… ?
「…っ 紫優くん あの… ね… 」
「うん? なぁに?」
「…っ 」
優しい…
今日は 紫優くんが 優しい…! ?
混乱してくる。
いや… 違う…?
コレは 新たな 苛め?
恥ずかしい事を 言わせようと 楽しんでる?
困ってる私を 喜んでる?
どっち???
「…紫優くん… 知ってる?
相手が困ると わかっていながら やることを
苛めって 言うんだけど…?」
後者と断定した私は
キッと 自分を保って
紫優くんに 流されまい と する。
「えっ!何それ…!
詩史の 望む事を 叶えたい だけなのに…!」
ガガーンと 紫優くんは ショックを受けた
顔をした。
あれ… 珍しく 本当に 聞いてたんだ…?
「だって… 普段 意地悪なんだもん!」
「まぁ… ソレは認めるけど…」
「認めるんかい…!」
思わず 突っ込む。
「いつもは 確かに 苛めたくなる…
詩史の反応が 可愛い過ぎるから…」
紫優くんの手が 恐る恐る 私の頬に 触れる。
「今日は…
大事に 抱きたいな…」
「?!」 ドキッ…!
やっぱり 今日の紫優くんは いつもと違う…
何か… 変!
「紫優くん…! 今日、オカシイよ!
どうしたの? 調子狂う…!」
「ごめん… 反省してるんだ…。
いつも 大事にしたいと 思っているのに…
詩史を縛っておきたくて 傷つけちゃう…。
詩史の中に 俺を刻みた過ぎて 意地悪しちゃう…」
紫優くんは 弱々しく 反省を口にする。
…。
なんだか よく わからないけど
「… らしくない…!」
私は 身震いする。
「…気持ち悪い…! 紫優くんっぽくない…!
え… どうしたの?
新手の 嫌がらせ なの…?
陰湿女子より タチ悪いよ…?」
青ざめて 怯える私に
紫優くんは 若干 ムッとする。
「え… そこまで 言う?」
「だって… 何言っても 何しても
離してくれないのが 紫優くん じゃん…!
今更 私の言う事を聞く とか 反省するとか
気持ち悪い…!」
正直な 私の告白に
紫優くんは ポカン… と静止した。