飼い猫 🐈⬛🐾
第37章 新学期
夏休みが終わって 9月…
「しふみん…! 白状なさい!
夏休み中に 何か あったでしょ?!」
休み時間… 晶ちゃんに 距離を詰められ
尋問にあっていた。
「? え? 特には 何も…?」
晶ちゃんは 何を怪しんでいるのか?
心辺りが 無さ過ぎて 首を傾げた。
「しふみんも 内海くんも 何だか イイ感じ
じゃないの…!
特に… 何なの! 内海くんのアノ色気は…!」
机をバンバン叩いて
晶ちゃんは 興奮している。
「いろけ…?」
「そうよ…! 何か… こう… 彼氏としての
貫禄? 余裕?
夏休み前より 自信に満ち溢れていて…
妊娠通り越して 出産出来そう…!」
熱弁した後に
晶ちゃんは タラ…っと鼻血を 流した。
はわはわ…!
私は慌てて ティッシュを差し出す。
彼氏としての貫禄? 余裕?
飼い主としての貫禄… の間違いでは…?
ハハ…っと 薄ら笑う。
「少年っぽい 可愛らしさが 抜けて
すごく大人びた って言うか…
落ち着いたよね…!」
一緒に話していた 他の友人達も
一様に賛同して 頷いた。
「おちついた…」
チロリ… と 紫優くんを見る。
紫優くんは 悠理くん他 友達に囲まれて
話をしている。
ふと 私の視線に 気がついて…
「どうしたの?」と気遣う様に 微笑んで
首を傾げた。
「…っ」
穏やかな微笑み…
猫モードスイッチを 押されて
甘えたくなる… !
私は 顔を 真っ赤にして 紫優くんから
視線を反らした。
『お? おお? おおおおお…?!』
私の反応に 友人達が 身を乗り出す。
「絶対に 何か あったでしょ!」
「何もないよぉ…!」
「怪しい…!」
言えない…!
家猫調教に あっていた なんて…!
必死で頭を横に振る。
「まぁ いいケド…
内海くん、大木くんとも ヨリ戻したじゃない?!」
「それな…!」
晶ちゃんは 目をキランとさせて
指を鳴らした。
「堪らないよね…
あの2人の仲良しっぷり…♡」
「晶穂みたいな 趣味は無くても
ドキドキしちゃうよね…♡」
何だか
皆が 色めき立った。
そうなんだ…。
皆 ボーイズラブとか 好きなのね…(笑)
まぁ 確かに…
あの2人の 仲良しっぷりは
見ていて 微笑ましいんだけど…。
「しふみん…! 白状なさい!
夏休み中に 何か あったでしょ?!」
休み時間… 晶ちゃんに 距離を詰められ
尋問にあっていた。
「? え? 特には 何も…?」
晶ちゃんは 何を怪しんでいるのか?
心辺りが 無さ過ぎて 首を傾げた。
「しふみんも 内海くんも 何だか イイ感じ
じゃないの…!
特に… 何なの! 内海くんのアノ色気は…!」
机をバンバン叩いて
晶ちゃんは 興奮している。
「いろけ…?」
「そうよ…! 何か… こう… 彼氏としての
貫禄? 余裕?
夏休み前より 自信に満ち溢れていて…
妊娠通り越して 出産出来そう…!」
熱弁した後に
晶ちゃんは タラ…っと鼻血を 流した。
はわはわ…!
私は慌てて ティッシュを差し出す。
彼氏としての貫禄? 余裕?
飼い主としての貫禄… の間違いでは…?
ハハ…っと 薄ら笑う。
「少年っぽい 可愛らしさが 抜けて
すごく大人びた って言うか…
落ち着いたよね…!」
一緒に話していた 他の友人達も
一様に賛同して 頷いた。
「おちついた…」
チロリ… と 紫優くんを見る。
紫優くんは 悠理くん他 友達に囲まれて
話をしている。
ふと 私の視線に 気がついて…
「どうしたの?」と気遣う様に 微笑んで
首を傾げた。
「…っ」
穏やかな微笑み…
猫モードスイッチを 押されて
甘えたくなる… !
私は 顔を 真っ赤にして 紫優くんから
視線を反らした。
『お? おお? おおおおお…?!』
私の反応に 友人達が 身を乗り出す。
「絶対に 何か あったでしょ!」
「何もないよぉ…!」
「怪しい…!」
言えない…!
家猫調教に あっていた なんて…!
必死で頭を横に振る。
「まぁ いいケド…
内海くん、大木くんとも ヨリ戻したじゃない?!」
「それな…!」
晶ちゃんは 目をキランとさせて
指を鳴らした。
「堪らないよね…
あの2人の仲良しっぷり…♡」
「晶穂みたいな 趣味は無くても
ドキドキしちゃうよね…♡」
何だか
皆が 色めき立った。
そうなんだ…。
皆 ボーイズラブとか 好きなのね…(笑)
まぁ 確かに…
あの2人の 仲良しっぷりは
見ていて 微笑ましいんだけど…。