飼い猫 🐈⬛🐾
第37章 新学期
私は 紫優くんの怒りなど 気に出来ない。
紫優くんに 手を伸ばして…
きゅ…っと 抱きついた。
突然 抱きつかれた紫優くんは 驚いて…
怒りはどこかへ 引っ込んで しまったらしい。
「…詩史…?
全然 連絡くれないんだもん!
心配になるでしょ!」
めっ! と 小さい子に 叱るみたいに
優しく言い聞かせてくる。
私は そんな紫優くんの お叱りも気に出来ない程
嬉しくて…
紫優くんの 温もりに 擦りついて 甘える。
いつもなら
「はぁ?! あんな卑猥なメッセージ
送って 来るな!」
とか 言って 口喧嘩に発展するのだが
今はそんな元気もない…
「しうくん… 寂しかった…」
紫優くんを 上目遣いに見上げて
甘えたい… と 訴える。
「…っ 詩史… 」
紫優くんの眉毛は みるみる下がって…
その表情は すっかり
愛猫を可愛がる 飼い主の顔 だ…
頬を赤くして 私の頬を 撫でると
結んでいた髪を解かれて 眼鏡を外される。
「どうしたの… 詩史 ?」
いつもと 様子の違う私を 注意深く観察しながらも
理性が効かない 紫優くんの掌は
忙しなく 私の身体を 撫でる。
気持ちぃ…
私は うっとりと 微睡んで
掌の愛撫に 酔いしれる。
暫くして…
紫優くんは ピンっと 閃いた顔をした。
「…! 詩史 生理中なんでしょ!」
私は 紫優くんの胸に すりすり 摺り付きながら 頷いた。
「… やっぱり…!」
1つになれない事がわかった 紫優くんは
ワザとらしく 泣きそうな 声を出したが
切り替えは早く…
顎を掬って キスしてきた。
ゾクゾクッ…!
約1週間ぶりの 紫優くんとのキス…
気持ちぃ… もっとぉ…!
一生懸命に 舌を 突き出して
紫優くんの舌を求める。
肩をグッと 抱き寄せられて…
お互いの唾液が混ざり合って
どちらのモノとも わからない程 溶け合って…
熱い…
子宮が きゅうんと 疼く…
突然 ガチャンと 音がして
リビングから お母さんが出てきた。
「おかえり 詩史… って〜
早速 紫優くんに 甘えてるわね?!」
玄関先で 紫優くんの 胸に
すりすりして 甘える私を
お母さんは 呆れ顔で 見る。
紫優くんに 手を伸ばして…
きゅ…っと 抱きついた。
突然 抱きつかれた紫優くんは 驚いて…
怒りはどこかへ 引っ込んで しまったらしい。
「…詩史…?
全然 連絡くれないんだもん!
心配になるでしょ!」
めっ! と 小さい子に 叱るみたいに
優しく言い聞かせてくる。
私は そんな紫優くんの お叱りも気に出来ない程
嬉しくて…
紫優くんの 温もりに 擦りついて 甘える。
いつもなら
「はぁ?! あんな卑猥なメッセージ
送って 来るな!」
とか 言って 口喧嘩に発展するのだが
今はそんな元気もない…
「しうくん… 寂しかった…」
紫優くんを 上目遣いに見上げて
甘えたい… と 訴える。
「…っ 詩史… 」
紫優くんの眉毛は みるみる下がって…
その表情は すっかり
愛猫を可愛がる 飼い主の顔 だ…
頬を赤くして 私の頬を 撫でると
結んでいた髪を解かれて 眼鏡を外される。
「どうしたの… 詩史 ?」
いつもと 様子の違う私を 注意深く観察しながらも
理性が効かない 紫優くんの掌は
忙しなく 私の身体を 撫でる。
気持ちぃ…
私は うっとりと 微睡んで
掌の愛撫に 酔いしれる。
暫くして…
紫優くんは ピンっと 閃いた顔をした。
「…! 詩史 生理中なんでしょ!」
私は 紫優くんの胸に すりすり 摺り付きながら 頷いた。
「… やっぱり…!」
1つになれない事がわかった 紫優くんは
ワザとらしく 泣きそうな 声を出したが
切り替えは早く…
顎を掬って キスしてきた。
ゾクゾクッ…!
約1週間ぶりの 紫優くんとのキス…
気持ちぃ… もっとぉ…!
一生懸命に 舌を 突き出して
紫優くんの舌を求める。
肩をグッと 抱き寄せられて…
お互いの唾液が混ざり合って
どちらのモノとも わからない程 溶け合って…
熱い…
子宮が きゅうんと 疼く…
突然 ガチャンと 音がして
リビングから お母さんが出てきた。
「おかえり 詩史… って〜
早速 紫優くんに 甘えてるわね?!」
玄関先で 紫優くんの 胸に
すりすりして 甘える私を
お母さんは 呆れ顔で 見る。