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飼い猫 🐈‍⬛🐾

第37章 新学期

お母さんは 
娘の生理中「どうしょうもない甘えん坊期間」を
知っているから… 
今は 紫優くんとの抱擁を 見られても 
何とも 思わない。

免罪期間 だもん♡ 甘えたいんだもん♡


「困ったコねぇ…! せめて部屋になさいな!
お父さん帰ってきたら 倒れちゃうわよ?」


お母さんの言葉に頷いて 
紫優くんを部屋に 誘い込んだ。


「… やっぱ 香緒さんは 寛大だね… ♪ 」

紫優くんは お母さんの対応に 驚きつつ
私の部屋に入ると 綺麗な 微笑みを 見せた。

それは 愛猫を 手の内で転がす 飼い主の 
余裕の 微笑み。


「…詩史が香緒さんの前でも 
抱きついて離れない なんて ね…。
…そんなに 辛いんだ…。」


そう。
私は昔から 痛みに弱い。
身体が辛い日は 無性に甘えたくなる。 


紫優くんが ベッドに腰掛けると
私は その膝の上に すぐさま 頭を預けた。 

紫優くんは すぐに頭を撫でて
甘やかしてくれる。 


「ふふっ 甘えちゃって…♡
いつもの ツンツンで照れ屋な詩史は
どこに 行っちゃったのかな?」


紫優くんの膝に 摺りついて
紫優くんの 足に 触れていると…
ふと ズボンの下の 紫優くんのモノに 触れた。
触っていると  硬く変化してきて…

紫優くんが ズボンのファスナーを 下げて
自身のモノを 開放してくれる。


眼の前に現れた 紫優くんのモノを
両手で触れて 
久しぶりの再会に 喜んで 抱擁する。

ちゅっ ちゅ とキスをして
舌を這わせると


「…っ」

ビクッ と急に 
紫優くんのモノが 大きくなって
一瞬 私を 驚かせたが
抱き寄せて 何とか 口内に収める。

紫優くんのモノは 大きくて…
口に 収めるのに 苦労する。

一生懸命に ハムハムと 
りんご飴でも舐めるみたいに しゃぶって 
飼い主との 再会を 喜んでいた。


「はぁ… 上手…!
気持ちいいよ… 詩史…」


上目遣いに 紫優くんを見上げると…

紫優くんは 堪らないとばかりに 天を見上げて
荒く息をする。

それでも 掌は 
私を気遣って 頬を撫でてくれる。


「詩史 膝の上においで?」


自身のモノを しまうと 
紫優くんは両手を広げて 私を呼び寄せる。


うずうず…

すぐにでも その膝の上に 飛び乗りたい!

でも…

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