飼い猫 🐈⬛🐾
第38章 逃走
1限目が終わった瞬間
紫優くんが 席を立った。
ドキッ…!
緊張が走って 警戒する。
こっちに来る…!?
どうしよう…!!!!!
慌てていると…
「宮内さん これ 昨日落としたでしょ?」
私の席の 2つ前に座る宮内さんに
落とし物のお届け… !!! ?!
予想もしていなかった展開に
突然切られた 警戒心は
どうして良いか わからなくなって
混乱させられる。
紫優くんは…
私を見ると にっこり微笑んだ。
『慌てた?(笑)』
とでも 言いたそうな 笑顔…!
宮内さんと にこやかに談笑するクセに
チラチラと私の反応を 確認してくる。
っ かぁぁぁぁ
おちょくられてる…!
落ち着け… 冷静になれ…!
深呼吸をして 自分に言い聞かせる。
大丈夫 !
紫優くんに 振り回されるな…!
冷静さを取り戻した私は
なるべく 紫優くんを 視界に入れる事なく
淡々と 過ごす。
3限目の終わり…
紫優くんがとうとう 私に 接触してきた。
「詩史〜♡」
突然 眼の前に現れて 私に触れようとするその手を 猫の様に俊敏に躱した。
「触れるな… コロス…!」
青筋を立てて 氷点下の視線を投げつけ
必死に抵抗するが
紫優くんは 頬を赤くして 悶えた。
「はぁ…♡ 詩史のその眼! 久しぶりに見た〜♡ やっぱり最高♪」
悦…♡ と喜ぶ 変態な紫優くんに
指1本 触れさせまい と 必死になる。
捕まったら… 心を許したら 最期だ…!
と 私は 必死だ!
「ふふっ… 必死だね♡ どうしたの? 詩史…」
首を傾げて にこやかに 声色も武器に
私を 甘やかそうとしてくる。
身の危険を感じて…
直ぐ様 その場から 離れて 逃走した。
昼休み…
晶ちゃん達とのランチタイムも 気が抜けない。
ピリピリと 冷蔵庫の様に 冷気を放って
周囲を 冷やす。
「…しふみん どした?」
ピリついたオーラを放つ私に 持ち前のマイペースで 晶ちゃんが 私を気に掛ける。
「内海くんが 原因かな? 困ったものね…」
何も 言わない私に 自分で検討を立てて
心配してくれる。
それから
5限目の移動は 私を守る様に 晶ちゃんが
私に 張り付いてくれる。
「大丈夫よ 晶ちゃん…」
さすがに 申し訳なく 思う。
紫優くんが 席を立った。
ドキッ…!
緊張が走って 警戒する。
こっちに来る…!?
どうしよう…!!!!!
慌てていると…
「宮内さん これ 昨日落としたでしょ?」
私の席の 2つ前に座る宮内さんに
落とし物のお届け… !!! ?!
予想もしていなかった展開に
突然切られた 警戒心は
どうして良いか わからなくなって
混乱させられる。
紫優くんは…
私を見ると にっこり微笑んだ。
『慌てた?(笑)』
とでも 言いたそうな 笑顔…!
宮内さんと にこやかに談笑するクセに
チラチラと私の反応を 確認してくる。
っ かぁぁぁぁ
おちょくられてる…!
落ち着け… 冷静になれ…!
深呼吸をして 自分に言い聞かせる。
大丈夫 !
紫優くんに 振り回されるな…!
冷静さを取り戻した私は
なるべく 紫優くんを 視界に入れる事なく
淡々と 過ごす。
3限目の終わり…
紫優くんがとうとう 私に 接触してきた。
「詩史〜♡」
突然 眼の前に現れて 私に触れようとするその手を 猫の様に俊敏に躱した。
「触れるな… コロス…!」
青筋を立てて 氷点下の視線を投げつけ
必死に抵抗するが
紫優くんは 頬を赤くして 悶えた。
「はぁ…♡ 詩史のその眼! 久しぶりに見た〜♡ やっぱり最高♪」
悦…♡ と喜ぶ 変態な紫優くんに
指1本 触れさせまい と 必死になる。
捕まったら… 心を許したら 最期だ…!
と 私は 必死だ!
「ふふっ… 必死だね♡ どうしたの? 詩史…」
首を傾げて にこやかに 声色も武器に
私を 甘やかそうとしてくる。
身の危険を感じて…
直ぐ様 その場から 離れて 逃走した。
昼休み…
晶ちゃん達とのランチタイムも 気が抜けない。
ピリピリと 冷蔵庫の様に 冷気を放って
周囲を 冷やす。
「…しふみん どした?」
ピリついたオーラを放つ私に 持ち前のマイペースで 晶ちゃんが 私を気に掛ける。
「内海くんが 原因かな? 困ったものね…」
何も 言わない私に 自分で検討を立てて
心配してくれる。
それから
5限目の移動は 私を守る様に 晶ちゃんが
私に 張り付いてくれる。
「大丈夫よ 晶ちゃん…」
さすがに 申し訳なく 思う。