飼い猫 🐈⬛🐾
第41章 朝帰り
日々 紫優くんの異常な愛情を 浴びて
狂気を孕んだ 独占欲に 囲われて
洗脳と 調教を 繰り返されて…
今では すっかり 普通の事として 受け止めている。
寧ろ 紫優くんの 重たい愛に 喜んでいる。
幻滅じゃなく、それが現実。
私が 狂って しまったんだ…
紫優くんの 望む通りに…
髪の毛を乾かして
新しいワイシャツに 腕を通して
制服に着替え直した。
脱衣所を出て リビングに移動すると
母が 立っていた。
ドキーーーーッ!
「お か…」
焦り過ぎて… 口が回らない。
「あれ、帰ってたの?」
6時前…
まだ 少し眠そうな母は 寝ぼけているように
見えた。
この瞬間に 謝ってしまえ…!
そう思うより先に、 「座ったら?」と
先手を取られた。
「ゔ…! うん…」
大人しく ダイニングテーブルの席について
母からコーヒーを受け取る。
「紫優くんが ちゃんと 連絡をくれたわよ?
寝ちゃったから 泊まらせる、って。
出来れば 自分で 連絡を くれないかしら?」
「ゴメンナサイ…」
母も向かい側に 腰を降ろして コーヒーを啜る。
「…。」
その後の会話が無くて…
逆に怖い…!
居た堪れなくなって… 謝罪を口にする。
「あの…っ! ごめんなさい !!!
朝帰り… 2回目だなんて…」
縮こまる私に 母は フッと 笑った。
「世間的には 良くないのでしょうけど…
相手は紫優くんだし、居場所さえ わかっていれば 問題無いわ。」
なんて事の無い 様な 母の言葉に…
驚く。
「え…? いやいや…」
思わず 私の方が 否定する。
良い訳 ないでしょう!
「紫優くんの事だから 避妊も ちゃんとして
くれているだろうし、意地悪はするだろうけど、
詩史を大切にしてくれているのは
嫌と言う程 伝わっているし。
その辺は 安心してるから 大丈夫♪」
「いや、 安心って…!」
何が 安心?!
朝帰りは マズいだろ! と 思うのだが…
「詩史は… 紫優くんが 大好きになったのね♡」
母に 微笑まれて…
かああああっと 顔が 赤くなる。
「あらあら♡ …良かったわ。
紫優くんの気持ちが 詩史に 届いたのね…
好きな人とは 一緒に居たいものよね♡」
母は にこにこと コーヒーを飲む。
狂気を孕んだ 独占欲に 囲われて
洗脳と 調教を 繰り返されて…
今では すっかり 普通の事として 受け止めている。
寧ろ 紫優くんの 重たい愛に 喜んでいる。
幻滅じゃなく、それが現実。
私が 狂って しまったんだ…
紫優くんの 望む通りに…
髪の毛を乾かして
新しいワイシャツに 腕を通して
制服に着替え直した。
脱衣所を出て リビングに移動すると
母が 立っていた。
ドキーーーーッ!
「お か…」
焦り過ぎて… 口が回らない。
「あれ、帰ってたの?」
6時前…
まだ 少し眠そうな母は 寝ぼけているように
見えた。
この瞬間に 謝ってしまえ…!
そう思うより先に、 「座ったら?」と
先手を取られた。
「ゔ…! うん…」
大人しく ダイニングテーブルの席について
母からコーヒーを受け取る。
「紫優くんが ちゃんと 連絡をくれたわよ?
寝ちゃったから 泊まらせる、って。
出来れば 自分で 連絡を くれないかしら?」
「ゴメンナサイ…」
母も向かい側に 腰を降ろして コーヒーを啜る。
「…。」
その後の会話が無くて…
逆に怖い…!
居た堪れなくなって… 謝罪を口にする。
「あの…っ! ごめんなさい !!!
朝帰り… 2回目だなんて…」
縮こまる私に 母は フッと 笑った。
「世間的には 良くないのでしょうけど…
相手は紫優くんだし、居場所さえ わかっていれば 問題無いわ。」
なんて事の無い 様な 母の言葉に…
驚く。
「え…? いやいや…」
思わず 私の方が 否定する。
良い訳 ないでしょう!
「紫優くんの事だから 避妊も ちゃんとして
くれているだろうし、意地悪はするだろうけど、
詩史を大切にしてくれているのは
嫌と言う程 伝わっているし。
その辺は 安心してるから 大丈夫♪」
「いや、 安心って…!」
何が 安心?!
朝帰りは マズいだろ! と 思うのだが…
「詩史は… 紫優くんが 大好きになったのね♡」
母に 微笑まれて…
かああああっと 顔が 赤くなる。
「あらあら♡ …良かったわ。
紫優くんの気持ちが 詩史に 届いたのね…
好きな人とは 一緒に居たいものよね♡」
母は にこにこと コーヒーを飲む。