飼い猫 🐈⬛🐾
第43章 文化祭
「なぁに? 衣装が ないの?」
私達のやり取りを 見ていた紫優くんが
察して 質問してきた。
「晶ちゃんに 謀られたのよ…!
もう いいわ。 私は 裏方に徹するから…」
「そんなぁ〜 冥土の土産〜!
しふみんのメイド姿 見たいぃ〜!!!」
「まだ 言うか…!(笑)」
メイド服に 尚も拘る晶ちゃんに 若干呆れつつ…
立ち上がった。
「へぇ? 俺との勝負、 逃げるんだ?」
紫優くんの 言葉に…
「はぁ? 💢」
眉を歪めて 紫優くんを見る。
誰が 『逃げる』ですって?
聞き捨てならないセリフに 苛立つ。
「執事の姿で無いと 喜んで頂けない、
メイドだと 務められない など…
ただの 怠慢…!」
言い放たれて…
私のプライドを 踏み躙るような セリフに
『ふざけんじゃないわよ!』と 怒りがこみ上げた。
「はぁ?! 逃げる? 怠慢ですって?
やってやろうじゃないの!」
ブチ切れて…
メイド服に 腕を通した。
白いベッドドレスに
白レースのついた襟。
長袖の袖口にもレースが付いた
膝丈までの黒ワンピースに
白い ふわふわと可愛いエプロンを身に着ける。
「~~~っきゃーーーーー♡
しふみん… いい…! エロ可愛い…!」
興奮して はしゃぐ晶ちゃんの言葉に
困惑する。
「え…エロ…?」
「その眼鏡…! きっちり束ねた髪…!
何でも 仕事をこなしてくれそう…!♡
女教師みたいな エロさの中に
その可愛い衣装を 着こなす 元々のクオリティ…! いい…♡」
突然…
紫優くんが 私の眼の前に立った。
「え… なに… ?」
訳もわからず 眼鏡を外されて…
紫優くんは ごくっ と一瞬 喉を上下させると
そっと 眼鏡を 戻す。
「 なに… 」
「いや… 可愛くて…
誰にも 見せたくないな って…」
眉毛を下げて
顔を赤くする紫優くんに…
私まで 照れる。
何 言ってるの…! とか
笑い飛ばせたら 良かったのだけど…
お互いに 黙ってしまった。
「せめて… 眼鏡は 外さないで…!」
願うように そっと 言い残して…
紫優くんは 私から 離れた。
そうして
メイド執事喫茶が 開店したのだが…
私達のやり取りを 見ていた紫優くんが
察して 質問してきた。
「晶ちゃんに 謀られたのよ…!
もう いいわ。 私は 裏方に徹するから…」
「そんなぁ〜 冥土の土産〜!
しふみんのメイド姿 見たいぃ〜!!!」
「まだ 言うか…!(笑)」
メイド服に 尚も拘る晶ちゃんに 若干呆れつつ…
立ち上がった。
「へぇ? 俺との勝負、 逃げるんだ?」
紫優くんの 言葉に…
「はぁ? 💢」
眉を歪めて 紫優くんを見る。
誰が 『逃げる』ですって?
聞き捨てならないセリフに 苛立つ。
「執事の姿で無いと 喜んで頂けない、
メイドだと 務められない など…
ただの 怠慢…!」
言い放たれて…
私のプライドを 踏み躙るような セリフに
『ふざけんじゃないわよ!』と 怒りがこみ上げた。
「はぁ?! 逃げる? 怠慢ですって?
やってやろうじゃないの!」
ブチ切れて…
メイド服に 腕を通した。
白いベッドドレスに
白レースのついた襟。
長袖の袖口にもレースが付いた
膝丈までの黒ワンピースに
白い ふわふわと可愛いエプロンを身に着ける。
「~~~っきゃーーーーー♡
しふみん… いい…! エロ可愛い…!」
興奮して はしゃぐ晶ちゃんの言葉に
困惑する。
「え…エロ…?」
「その眼鏡…! きっちり束ねた髪…!
何でも 仕事をこなしてくれそう…!♡
女教師みたいな エロさの中に
その可愛い衣装を 着こなす 元々のクオリティ…! いい…♡」
突然…
紫優くんが 私の眼の前に立った。
「え… なに… ?」
訳もわからず 眼鏡を外されて…
紫優くんは ごくっ と一瞬 喉を上下させると
そっと 眼鏡を 戻す。
「 なに… 」
「いや… 可愛くて…
誰にも 見せたくないな って…」
眉毛を下げて
顔を赤くする紫優くんに…
私まで 照れる。
何 言ってるの…! とか
笑い飛ばせたら 良かったのだけど…
お互いに 黙ってしまった。
「せめて… 眼鏡は 外さないで…!」
願うように そっと 言い残して…
紫優くんは 私から 離れた。
そうして
メイド執事喫茶が 開店したのだが…