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飼い猫 🐈‍⬛🐾

第45章 可愛いメイド

腕の中の 詩史を見る。

鎖骨下まである髪に
今日は三つ編みの跡が 付いて…
ベッドドレスがよく似合う。

ふわふわの膝丈ワンピースからは
流れ出る様な 長くて形の良い 綺麗な脚…。

胸も… 
最近 特に 大きくなってきた気がする。
白いエプロンが ふんわりと 丸く 膨らんで…
柔かそう… !


「詩史…」

声を掛けると
猫みたいな アーモンドアイの 大きな瞳と
長い睫毛…
ぷっくりと 柔らかそうな唇が 見えた。


「… 可愛いメイドさん…!」 

思わず 目を細める。


他のヤツの目にも 晒されていたと思うと
嫉妬で 気が狂いそうだ…!


「だ んな さま…」


詩史の発した言葉に ふっと笑う。

「なぁに? 今日は メイドさんに なりきってるの?」


詩史の顎を掬って 真っ直ぐに詩史を見つめる。
詩史も ただ 俺を見つめてくる。

従順なメイドに なりきっているつもり らしい。


「…俺は 旦那様じゃないよ? 
詩史を 猫可愛がりしたい 飼い主だよ?」

他のヤツらと 一緒にしないで…


ピクッと 詩史の肩が揺れた。

焦ってる…


そうだよ。  俺は怒ってる。
詩史は 物分かりが良くて 本当に良いコだね…


眼鏡を外すと
詩史が縋る様に 抱きついてきた。
慌てるその様子に 口角を上げる。


ステージで 舞っていた 美しい天使の
羽根を もいで…
俺は 今日も詩史を 堕落させる。


「詩史は 俺だけの可愛い猫だよ ね?
とろとろに 溺れて…
怖い事は全部 忘れようね。」


襟元のボタンを 外して
ベッドに 沈めながら
昨日付けたキスマークを 舐め上げる。

スカートが捲れて…
スカートの裾から覗く 詩史の太ももが
とっても 柔かそうで…
思わず 触れて 感触を楽しむ。


エプロンの肩紐を下げて 
ワンピースの前ボタンを外すと 
胸を包む フリルのブラジャーが見えた。


「すっかり 可愛いモノを 身に着ける様に
なったね…」

にこっと微笑むと 
詩史が 頬を赤くして 照れた。


俺の笑顔に 照れるなんて
すっかり心を 許しちゃって…

それどころか 触って欲しそうに 俺を見てくる。


「…そう 気持ち良くなりたいの…。
今日は 意地悪しないから
安心して 溺れてね?♡」

愛茉に感じた恐怖を 早く 忘れさせてあげたい。

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