飼い猫 🐈⬛🐾
第46章 時が 来たら…
学校は学校で…
困る事態になっていた。
「このダンス 踊ってるのって
倉田さん なんでしょ?」
「へー♡ ちょーセクシーじゃん♪キレッキレ!
普段とだいぶイメージ違うね!」
「凄っ! よくこんなに動けるね〜
俺もダンスやるけど 全然ブレてないじゃん!
めっちゃ カッコいい〜♡
マジ 惚れる…!」
誰かが撮った 文化祭のダンス動画が
学校内で流出…。
私はまた 悪目立ちしてしまい…
平穏な学園生活は またも 遠退いてしまった…
それに 何故か
ファンレターやらラブレターやらまで
貰う様になって…
愛の告白まで 受ける事態になってしまった…。
どうしよう…
愛想もなく 可愛気のない私に 異様なモテ期が
来てしまった…
対応に困り果てて
助けを求めて 紫優くんを見れば…
超 不機嫌…!
いつもの にこやかな 天使の笑顔に
悪魔のドス黒いオーラが 隠し切れていない…!
触らぬ神に祟りなし…!
動物的勘が そう 訴える。
それに…
紫優くんの言いたい事なら 大体分かってる。
『俺に投票数、勝とうとして
猫被って 笑顔なんて振り撒くから
こういう事になるんだよ?
ダンスも 無理してステージに立つからでしょ!
そんな告白なんて 適当にあしらったら
いいじゃん!』
… そういう訳にも いかないよ…
みんな 一生懸命に気持ちを伝えてくれるから…
中には 可哀想なくらい 思い詰めた様な人も
いて…申し訳なく思う。
誠心誠意 お断りする為に
私は 気持ちに 寄り添うくらいしか 出来ない。
そんな風に 心を痛める日々を 送るのに
紫優くんとの事だって 気掛かりなまま
もうすぐ文化祭から 1ヶ月を迎える。
私の頭の中は パンク寸前 だった。
12月初旬の放課後
帰ろうとした所に
1人の男子生徒に 呼び止められた。
熱の籠もった 愛の告白を
丁寧に丁寧にお断りをして…
疲労困憊で 家に帰ろうとする。 と…
「詩史! やっと居た!
捜し回ったよ?! 何処に居たの?!」
学校中を捜し回って 漸く私を見つけたらしい
紫優くんが 溜息をついた。
「また告白?! 本当に もう…
いつまで こんな煩わしい事が 続くんだか…」
紫優くんの言葉に…
我慢していた気持ちが 爆発する。
困る事態になっていた。
「このダンス 踊ってるのって
倉田さん なんでしょ?」
「へー♡ ちょーセクシーじゃん♪キレッキレ!
普段とだいぶイメージ違うね!」
「凄っ! よくこんなに動けるね〜
俺もダンスやるけど 全然ブレてないじゃん!
めっちゃ カッコいい〜♡
マジ 惚れる…!」
誰かが撮った 文化祭のダンス動画が
学校内で流出…。
私はまた 悪目立ちしてしまい…
平穏な学園生活は またも 遠退いてしまった…
それに 何故か
ファンレターやらラブレターやらまで
貰う様になって…
愛の告白まで 受ける事態になってしまった…。
どうしよう…
愛想もなく 可愛気のない私に 異様なモテ期が
来てしまった…
対応に困り果てて
助けを求めて 紫優くんを見れば…
超 不機嫌…!
いつもの にこやかな 天使の笑顔に
悪魔のドス黒いオーラが 隠し切れていない…!
触らぬ神に祟りなし…!
動物的勘が そう 訴える。
それに…
紫優くんの言いたい事なら 大体分かってる。
『俺に投票数、勝とうとして
猫被って 笑顔なんて振り撒くから
こういう事になるんだよ?
ダンスも 無理してステージに立つからでしょ!
そんな告白なんて 適当にあしらったら
いいじゃん!』
… そういう訳にも いかないよ…
みんな 一生懸命に気持ちを伝えてくれるから…
中には 可哀想なくらい 思い詰めた様な人も
いて…申し訳なく思う。
誠心誠意 お断りする為に
私は 気持ちに 寄り添うくらいしか 出来ない。
そんな風に 心を痛める日々を 送るのに
紫優くんとの事だって 気掛かりなまま
もうすぐ文化祭から 1ヶ月を迎える。
私の頭の中は パンク寸前 だった。
12月初旬の放課後
帰ろうとした所に
1人の男子生徒に 呼び止められた。
熱の籠もった 愛の告白を
丁寧に丁寧にお断りをして…
疲労困憊で 家に帰ろうとする。 と…
「詩史! やっと居た!
捜し回ったよ?! 何処に居たの?!」
学校中を捜し回って 漸く私を見つけたらしい
紫優くんが 溜息をついた。
「また告白?! 本当に もう…
いつまで こんな煩わしい事が 続くんだか…」
紫優くんの言葉に…
我慢していた気持ちが 爆発する。