飼い猫 🐈⬛🐾
第47章 聖なる夜に…
紫優くんは 見事に 私の心を 躾けた。
もう2度と お外の世界に 飛び出したいなんて
思えない。
守られたお家の中から 窓の外を眺める…
ニャルソックくらいで 丁度いい。
だから… 私を置いて 行かないで…
景斗さんの前で 子供みたいに 泣きじゃくる。
恥ずかしさよりも
けーパパなら 受け止めてくれると 安心しきって
涙が止まらない…
「詩史ちゃん ありがとう。紫優は 幸せ者だ。
後は パパに 任せなさい。」
景斗さんに 頭を 撫でられると…
昔に 戻ったみたい。
不安に支配されていたのに 落ち着いてくる。
「…何 やってんの?」
突然 声が聞こえて…
顔をあげると
ドス黒いオーラを纏った 紫優くんが 腕組みをして 壁に凭れていた。
『ひっ…!』
ビリビリと 怒りを感じて…
恐怖の余り 景斗さんと同時に 声を あげた。
「詩史… こっちにおいで?
言う事 聞けるよね?」
地を這う様な 紫優くんの 低い声。
急いで 飼い主に 駆け寄って
景斗さんが見ているのに…
私は 愛しい飼い主の胸に 擦りついて
機嫌を取ろうとする。
「全く… 誰にでも懐く 悪い猫だ。
あとで お仕置きだよ。」
すり…っ と 紫優くんの指が耳に触れる。
髪を避けて 耳に 吹き込まれると
何故か 子宮が疼いて…
疼きを鎮める様に 紫優くんにしがみついた。
「父さん! 詩史に気軽に触れちゃダメ!
訴えるよ?」
「えぇ〜! 訴えるなんて そんなぁ!
紫優は詩史ちゃんを 独占し過ぎ!
怜央も 悲しんでたよ?
詩史ちゃんは 僕達にとっても 可愛いコなんだから!
少しは譲りなさい!」
「ダメ! 誰にも触らせたくない!」
強い口調で 否定して 紫優くんは
ぎゅっと私を 抱きしめ直した。
「やっと 手に入れたんだ!
誰にも 渡さない!」
顎を掬われて…
景斗さんが見ているのに キスをしてくる。
「…っ ヤ…!」
「言う事 聞けないの? 詩史!」
紫優くんは 顔を背けて 抵抗する私に
益々苛立って 壁に押し付けて
無理矢理 キスをしてくる。
親の前で キスなんて…
嫉妬にも 程がある!!!
「言う事… 聞ける訳 ないでしょ!」
もう2度と お外の世界に 飛び出したいなんて
思えない。
守られたお家の中から 窓の外を眺める…
ニャルソックくらいで 丁度いい。
だから… 私を置いて 行かないで…
景斗さんの前で 子供みたいに 泣きじゃくる。
恥ずかしさよりも
けーパパなら 受け止めてくれると 安心しきって
涙が止まらない…
「詩史ちゃん ありがとう。紫優は 幸せ者だ。
後は パパに 任せなさい。」
景斗さんに 頭を 撫でられると…
昔に 戻ったみたい。
不安に支配されていたのに 落ち着いてくる。
「…何 やってんの?」
突然 声が聞こえて…
顔をあげると
ドス黒いオーラを纏った 紫優くんが 腕組みをして 壁に凭れていた。
『ひっ…!』
ビリビリと 怒りを感じて…
恐怖の余り 景斗さんと同時に 声を あげた。
「詩史… こっちにおいで?
言う事 聞けるよね?」
地を這う様な 紫優くんの 低い声。
急いで 飼い主に 駆け寄って
景斗さんが見ているのに…
私は 愛しい飼い主の胸に 擦りついて
機嫌を取ろうとする。
「全く… 誰にでも懐く 悪い猫だ。
あとで お仕置きだよ。」
すり…っ と 紫優くんの指が耳に触れる。
髪を避けて 耳に 吹き込まれると
何故か 子宮が疼いて…
疼きを鎮める様に 紫優くんにしがみついた。
「父さん! 詩史に気軽に触れちゃダメ!
訴えるよ?」
「えぇ〜! 訴えるなんて そんなぁ!
紫優は詩史ちゃんを 独占し過ぎ!
怜央も 悲しんでたよ?
詩史ちゃんは 僕達にとっても 可愛いコなんだから!
少しは譲りなさい!」
「ダメ! 誰にも触らせたくない!」
強い口調で 否定して 紫優くんは
ぎゅっと私を 抱きしめ直した。
「やっと 手に入れたんだ!
誰にも 渡さない!」
顎を掬われて…
景斗さんが見ているのに キスをしてくる。
「…っ ヤ…!」
「言う事 聞けないの? 詩史!」
紫優くんは 顔を背けて 抵抗する私に
益々苛立って 壁に押し付けて
無理矢理 キスをしてくる。
親の前で キスなんて…
嫉妬にも 程がある!!!
「言う事… 聞ける訳 ないでしょ!」