飼い猫 🐈⬛🐾
第47章 聖なる夜に…
「良かった♡
さすがに 本物の婚約指輪は まだ買えないし、
本当は 詩史に選んで貰いたかったけど
詩史はきっと 遠慮して 選ばないから…
母さんと選んだプレゼントなら
受け取るしかないよね♡」
にこやかな 紫優くんの笑顔に
策略的な意図を感じて 慌てる。
「や… やっぱり…」
「あれ… 母さん 悲しんじゃうなぁ…」
ぐぬぅ…!
夏葉さんを 出されてしまったら 何も言えない!
「…本当はね 詩史とこうやって 婚約してから
アメリカの話をするつもり だったんだ。
少しでも 安心させたかったのに…
詩史は 本当に 策に 嵌ってくれないね…」
紫優くんは 困った様な顔をして 微笑んで
言葉を続ける。
「詩史が 策に嵌るなんて今回は たまたまだよ。
いつだって 詩史は俺の計算通りに いかない。
本当に 猫みたいに
俺の腕を すり抜けていくんだ。
でも…
少しは 安心出来る?
俺の婚約者は 詩史だけだよ?」
紫優くんに言われて ハッとする。
この策略的なプロポーズは
不安がる 私の為にした事…。
紫優くんはいつも 飄々と…
詐欺師みたいな 笑顔を振り撒いて
私を 操ろうとするけど…
ちゃんと 私の事を 考えてくれてる。
良くも 悪くも… だけど…
こんなに 私の事を 考えてくれる人は
多分 お外には 居ない…
「…ありがとう。 大事にするね!」
指輪に そっと触れる。
紫優くんの気持ちが 嬉しくて
自然と 笑顔が溢れた。
「…っ!」
突然
紫優くんが ぎゅっと 私に抱きついてきて
ベッドに 沈められた。
「?!」
紫優くんのモノを グッと 奥に感じて
小さく 声をあげたけど…
紫優くんは そのまま 動かなくなった。
「…? 紫優 くん…?」
覆い被さる 紫優くんの 身体が
震えてる。
泣いてる…?
何か… 最近も こんな事が あったような…?
朧気な記憶を 辿りながら
紫優くんを 抱きしめる。
『何か 不安で…』
ハッと する。
「…紫優くんも 不安 だったね…」
「…詩史が 婚約してくれるなんて…
聖なる夜に 最高のプレゼントだよ…」
潤んだ瞳の紫優くんと 静かに見つめ合った後…
手を重ねて キスをした。
さすがに 本物の婚約指輪は まだ買えないし、
本当は 詩史に選んで貰いたかったけど
詩史はきっと 遠慮して 選ばないから…
母さんと選んだプレゼントなら
受け取るしかないよね♡」
にこやかな 紫優くんの笑顔に
策略的な意図を感じて 慌てる。
「や… やっぱり…」
「あれ… 母さん 悲しんじゃうなぁ…」
ぐぬぅ…!
夏葉さんを 出されてしまったら 何も言えない!
「…本当はね 詩史とこうやって 婚約してから
アメリカの話をするつもり だったんだ。
少しでも 安心させたかったのに…
詩史は 本当に 策に 嵌ってくれないね…」
紫優くんは 困った様な顔をして 微笑んで
言葉を続ける。
「詩史が 策に嵌るなんて今回は たまたまだよ。
いつだって 詩史は俺の計算通りに いかない。
本当に 猫みたいに
俺の腕を すり抜けていくんだ。
でも…
少しは 安心出来る?
俺の婚約者は 詩史だけだよ?」
紫優くんに言われて ハッとする。
この策略的なプロポーズは
不安がる 私の為にした事…。
紫優くんはいつも 飄々と…
詐欺師みたいな 笑顔を振り撒いて
私を 操ろうとするけど…
ちゃんと 私の事を 考えてくれてる。
良くも 悪くも… だけど…
こんなに 私の事を 考えてくれる人は
多分 お外には 居ない…
「…ありがとう。 大事にするね!」
指輪に そっと触れる。
紫優くんの気持ちが 嬉しくて
自然と 笑顔が溢れた。
「…っ!」
突然
紫優くんが ぎゅっと 私に抱きついてきて
ベッドに 沈められた。
「?!」
紫優くんのモノを グッと 奥に感じて
小さく 声をあげたけど…
紫優くんは そのまま 動かなくなった。
「…? 紫優 くん…?」
覆い被さる 紫優くんの 身体が
震えてる。
泣いてる…?
何か… 最近も こんな事が あったような…?
朧気な記憶を 辿りながら
紫優くんを 抱きしめる。
『何か 不安で…』
ハッと する。
「…紫優くんも 不安 だったね…」
「…詩史が 婚約してくれるなんて…
聖なる夜に 最高のプレゼントだよ…」
潤んだ瞳の紫優くんと 静かに見つめ合った後…
手を重ねて キスをした。