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飼い猫 🐈‍⬛🐾

第48章 懐かしい話

「っ詩史…! だいすき…
っあ! ダ…め… っあ しふみ…!」

耳元で 紫優くんが 掠れた声で 喘ぐ。
背中から 腰を 抱き寄せられて
紫優くんのモノを 深く 中心まで貫かれる。


「は…♡ あ…! しふ み …っ 」

肩越しに じゅるじゅると 舌を吸われて
自分では 身体を支える事が出来ない。


私… 紫優くんに 食べられてる…

そう 勘違いしてしまう程に
紫優くんからの 責め立ては 激しい。


「も… めぇ しぅ…」

「詩史… 疲れた?
ごめんね… もうちょっとだけ 付き合って?
もう少し詩史を 堪能させて?
愛してるよ 詩史…」


汗と 唾液と 愛液と…
私の全身は びしょ濡れ…


あまい あまい 紫優くんからの愛情を受けて…
私は 全身を震わせて 降参する。


本当に… 体力が保たない…
紫優くんに 敵わない…


「すごいビクビクしてる。可愛い白猫ちゃん♡」


紫優くんに 微笑まれて 撫でられると…
本当に 猫になった気分になる。


「にゃあ…」

「ふふ… にゃあ? かわいいね♡」


頭を よしよしされて 
ちゅっ ちゅ と キスされて… 
疲れた身体を 労る様に
紫優くんが 私を抱き寄せる。

「お疲れ様♡ 詩史♡」


左手を取られて 指先にキスを受けると
キラッと 指輪が光って…

なんか… 照れる…


こんな事に なるなんて…

「1年前の 俺達からは 想像が出来ないね…」


同じ事を考えていたらしい紫優くんが
私の左手を 握りながら
眩しそうに 指輪を見つめる。


「…うん そうだね…」


1年前のクリスマス…


今思えば  アレも嫉妬からの 始まりだった。


恒例の
2家族 合同クリスマスパーティーの 準備で
私は買い出しのために1人 商店街を 歩いてた。


ふと 見覚えのある後ろ姿を見つけて
思わず 隠れた。


紫優くんと 女の子
2人で 仲良さそうに 話していた。


別に そんな状況は いつも見ているのに
何だかちょっと ムッとする。


『何よ… いつも 詩史詩史 言うクセに!
ちゃんと 学校外で会う様なコだって
いるんじゃない…!』


心を凍らせて それ以上 考えない様にする。


足早に 必要なモノを買って 家につき
無心夢中で 料理作りに 没頭した。

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