飼い猫 🐈⬛🐾
第48章 懐かしい話
そう言えば 紫優くんが プレゼントって…
プレゼントを拾い上げた 目の先に
足が見えて ギョッとする。
紫優くんが 隣の壁に凭れて
足を投げ出して 寝ていた。
は…? こんな廊下で 何で寝てるの???
私は慌てて…
すぐに 部屋に引き返して
持ち出した毛布を 紫優くんにかける。
風邪ひいちゃうよ!
何してるの?!
首元まで しっかり 毛布をかけながら
頬に触れて 体温を確かめる。
あぁ ほら… 冷たい…!
オロオロと
他に 何をしたら良いかと 焦っていると…
頬に 触れていた手首を 取られた。
ドキ…ッ!
紫優くんの目が ゆっくり開いて
私を 見据える。
「…っ」
紫優くんの瞳に 捕われて…
息を呑む。
「ほら… 俺の事 気にしてる。」
紫優くん に 手首を引かれて…
ぎゅっと 抱きしめられた。
あ 紫優くんの匂い だ…
反論も 抵抗も 忘れて
紫優くんの胸に 収まる。
理屈 無く… ほっと する。
「詩史… 付き合ってよ…」
「絶対 嫌よ!」
紫優くんの 何度目かわからぬ 告白を
速攻 拒否する。
「俺が 誰かのモノだと 思ったら
悲しかったでしょう?
ショックで… 体調 崩しちゃう程…」
「違う! 普通に 元気だし!
…確かに 紫優くんが 最低過ぎて
ショックは 受けたわ!
彼女が 気の毒で 仕方ない!
ちゃんと… 彼女に 一途になりなさいよ。」
「俺はずっと 詩史に 一途だよ?」
「私は… 紫優くんなんて 嫌いだ ってば!
いい加減 わかってよ!」
「わからないよ。 詩史は…
俺を好きになる事を 怖がってる 様にしか
見えない。」
…は?
紫優くんの言葉に 耳を疑う。
何 言っちゃってるの…
私が 紫優くんを 好きに …?
その瞬間…
ドクン と 胸が 変な音を立てた。
ざわざわと 身体が ざわめいて 落ち着かない。
「ね? 詩史…」
私に触れようとする 紫優くんの手から
後退りして 逃げる。
頭の中で 警報が鳴ってる。
危険 危険 危険 危険 …
「…っ これ以上 私に構わないで…!」
すぐに 立ち上がって
自分の部屋に 逃げ込んだ。
紫優くんが 入って来ない様に
ドアに 体重をかける。
プレゼントを拾い上げた 目の先に
足が見えて ギョッとする。
紫優くんが 隣の壁に凭れて
足を投げ出して 寝ていた。
は…? こんな廊下で 何で寝てるの???
私は慌てて…
すぐに 部屋に引き返して
持ち出した毛布を 紫優くんにかける。
風邪ひいちゃうよ!
何してるの?!
首元まで しっかり 毛布をかけながら
頬に触れて 体温を確かめる。
あぁ ほら… 冷たい…!
オロオロと
他に 何をしたら良いかと 焦っていると…
頬に 触れていた手首を 取られた。
ドキ…ッ!
紫優くんの目が ゆっくり開いて
私を 見据える。
「…っ」
紫優くんの瞳に 捕われて…
息を呑む。
「ほら… 俺の事 気にしてる。」
紫優くん に 手首を引かれて…
ぎゅっと 抱きしめられた。
あ 紫優くんの匂い だ…
反論も 抵抗も 忘れて
紫優くんの胸に 収まる。
理屈 無く… ほっと する。
「詩史… 付き合ってよ…」
「絶対 嫌よ!」
紫優くんの 何度目かわからぬ 告白を
速攻 拒否する。
「俺が 誰かのモノだと 思ったら
悲しかったでしょう?
ショックで… 体調 崩しちゃう程…」
「違う! 普通に 元気だし!
…確かに 紫優くんが 最低過ぎて
ショックは 受けたわ!
彼女が 気の毒で 仕方ない!
ちゃんと… 彼女に 一途になりなさいよ。」
「俺はずっと 詩史に 一途だよ?」
「私は… 紫優くんなんて 嫌いだ ってば!
いい加減 わかってよ!」
「わからないよ。 詩史は…
俺を好きになる事を 怖がってる 様にしか
見えない。」
…は?
紫優くんの言葉に 耳を疑う。
何 言っちゃってるの…
私が 紫優くんを 好きに …?
その瞬間…
ドクン と 胸が 変な音を立てた。
ざわざわと 身体が ざわめいて 落ち着かない。
「ね? 詩史…」
私に触れようとする 紫優くんの手から
後退りして 逃げる。
頭の中で 警報が鳴ってる。
危険 危険 危険 危険 …
「…っ これ以上 私に構わないで…!」
すぐに 立ち上がって
自分の部屋に 逃げ込んだ。
紫優くんが 入って来ない様に
ドアに 体重をかける。