飼い猫 🐈⬛🐾
第49章 指輪の行方
25日 クリスマスの朝
3度目の 朝帰り…
早朝6時
内海家を出て 我が家に帰る。
リビングを覗くと
両家の両親達は まだ夢の中 だった。
安堵のため息を吐いて
朝食の下準備を サッと済ませる。
それから
昨日の ワンピースのままだった私は
着替える為に 自室へ 向かおうとする と…
「ん… しふみ… おはよー」
ドキッ…!
眠たそうに 目を擦りながら
お母さんが 起きてきた。
「何… 朝食準備 してくれてるの…
ありがとー」
ぼーーーっとしていた お母さんが…
いきなり 私の手を掴んだ。
「?!!!! な… なに?!」
突然の事で 驚く。
「ちょ…! コレは… 紫優くんから?!」
左手の薬指に嵌る 指輪を 指して
お母さんが 私に迫る。
さっきまで ぼーーーっとしていたクセに…
目敏い…!
「ちょっと! みんな 起きて!
大事件よぉ~~~!!!」
お母さんが 私の左手を掴んだまま 絶叫して、
寝ていたお父さん、夏葉さん、景斗さんを
起こした。
そうして…
私は ダイニングテーブルの席に着き、
お母さんに 左手を 掴まれたまま
みんなの 注目を 浴びる事に なった。
「左手… だな。」
お父さんが 指輪を見ながら 慎重に確認する。
「そうねぇ♡」
お母さんが目をキラキラさせる 横で
夏葉さんと 景斗さんが にこにこと笑みを
浮かべてる。
恥ずかしくて…
顔を 俯かせて 縮こまる。
「あんなに 紫優くんの事を 嫌がっていたのに♡ 指輪まで受け取る程になったのね~♡
で、どういう風に プレゼントされたの?」
お母さん 主導で…
4人が 興味津々に 私の顔を覗き込む。
どういう風に…?
思い出そうとして…
思い出した瞬間…
ボンッ…! と 顔から湯気が出た。
『俺と 結婚して 詩史…
俺は 詩史としか 婚約しない!』
組み敷かれて…
私を見下ろす 紫優くんの 真っ直ぐな瞳。
私の左手の薬指に キスを落として…
それから…
身体に 甘い電流が…
「…っ!」
っかあああああ…
自分でも
みるみる 顔が赤くなっていくのが わかった。
『えー! 何その反応♡
ちゃんと 教えてよ〜♡♡♡』
純粋に 知りたがる
親達の反応が 無邪気過ぎる…!
3度目の 朝帰り…
早朝6時
内海家を出て 我が家に帰る。
リビングを覗くと
両家の両親達は まだ夢の中 だった。
安堵のため息を吐いて
朝食の下準備を サッと済ませる。
それから
昨日の ワンピースのままだった私は
着替える為に 自室へ 向かおうとする と…
「ん… しふみ… おはよー」
ドキッ…!
眠たそうに 目を擦りながら
お母さんが 起きてきた。
「何… 朝食準備 してくれてるの…
ありがとー」
ぼーーーっとしていた お母さんが…
いきなり 私の手を掴んだ。
「?!!!! な… なに?!」
突然の事で 驚く。
「ちょ…! コレは… 紫優くんから?!」
左手の薬指に嵌る 指輪を 指して
お母さんが 私に迫る。
さっきまで ぼーーーっとしていたクセに…
目敏い…!
「ちょっと! みんな 起きて!
大事件よぉ~~~!!!」
お母さんが 私の左手を掴んだまま 絶叫して、
寝ていたお父さん、夏葉さん、景斗さんを
起こした。
そうして…
私は ダイニングテーブルの席に着き、
お母さんに 左手を 掴まれたまま
みんなの 注目を 浴びる事に なった。
「左手… だな。」
お父さんが 指輪を見ながら 慎重に確認する。
「そうねぇ♡」
お母さんが目をキラキラさせる 横で
夏葉さんと 景斗さんが にこにこと笑みを
浮かべてる。
恥ずかしくて…
顔を 俯かせて 縮こまる。
「あんなに 紫優くんの事を 嫌がっていたのに♡ 指輪まで受け取る程になったのね~♡
で、どういう風に プレゼントされたの?」
お母さん 主導で…
4人が 興味津々に 私の顔を覗き込む。
どういう風に…?
思い出そうとして…
思い出した瞬間…
ボンッ…! と 顔から湯気が出た。
『俺と 結婚して 詩史…
俺は 詩史としか 婚約しない!』
組み敷かれて…
私を見下ろす 紫優くんの 真っ直ぐな瞳。
私の左手の薬指に キスを落として…
それから…
身体に 甘い電流が…
「…っ!」
っかあああああ…
自分でも
みるみる 顔が赤くなっていくのが わかった。
『えー! 何その反応♡
ちゃんと 教えてよ〜♡♡♡』
純粋に 知りたがる
親達の反応が 無邪気過ぎる…!