飼い猫 🐈⬛🐾
第49章 指輪の行方
「え…? え…?」
私は 頭の中の整理が 追いつかなかった。
待って…!
じゃあ 婚約…って 紫優くんが 勝手に…?!
「『高校生が 婚約なんて バカ言うな!
責任取れる立場になってから 言え!』って
言われるに 決まってるもん!☆ でもね…」
紫優くんが 掴んでいた私の左手を
グッと 引き寄せて…
静かに 耳打ちする。
「俺は 本気だよ?
詩史を 手に入れる為なら どんな嘘でも つくし、 何だって 出来るよ…?
詩史も… 今更 取り消しなんて させないよ?」
「…っ」
完全に… ハメられてた…!
でも 私も…
今更 婚約撤回なんて 無理かも…
「婚約って…!」
夏葉さんが ウチの両親と 私を 交互に見て
オロオロしていた。
「詩史は 絶対に 手放せない。
俺の婚約者は 詩史だけ。
父さんも 認めてくれるでしょ?」
紫優くんの言葉に
景斗さんは 困り果てた顔をした。
「いや… 認めるも 何も…
しーちゃんが 嫌でないのなら…。
僕としては 願ったり 叶ったりだよ。
しーちゃんの料理の腕は プロレベルだし
ウチの会社の商品開発部に アドバイスして貰いたい って思ってたし…」
へ…?
婚約話から飛躍して ビジネス話にまで
発展した事に 驚く。
「だって♡ 父さんも 詩史が必要なんだって♡」
にっこり 紫優くんに微笑まれても
驚き過ぎて 言葉が出て来ない。
「まぁ… そういう訳で 翔さん、香緒さん…」
紫優くんが 両親に向き直って
改まって 婚約の挨拶をしようと しているのに…
ウチの両親は 手に手を取って 小躍りしていた。
「紫優くんが 息子ですって!
どうしましょう?!」
「わーい♪ 紫優と 親子だ〜♡♡♡」
私は 呆れて…
やっぱり 言葉が 出て来なかった。
「詩史ちゃんの気持ちは 大丈夫なの?」
夏葉さんが 私の腕に そっと触れてきて
確認してくれる。
いつも 優しい… 夏葉さんと 景斗さん。
2人の娘みたいな 気持ちで居たけど…
本当に なるんだと思ったら…
「夏葉さんと 景斗さんと
本当の親子になれるなんて 嬉しいです。」
心の底から 嬉しく思う。
もしかしたら
紫優くんと 婚約した以上に…? (笑)
私は 頭の中の整理が 追いつかなかった。
待って…!
じゃあ 婚約…って 紫優くんが 勝手に…?!
「『高校生が 婚約なんて バカ言うな!
責任取れる立場になってから 言え!』って
言われるに 決まってるもん!☆ でもね…」
紫優くんが 掴んでいた私の左手を
グッと 引き寄せて…
静かに 耳打ちする。
「俺は 本気だよ?
詩史を 手に入れる為なら どんな嘘でも つくし、 何だって 出来るよ…?
詩史も… 今更 取り消しなんて させないよ?」
「…っ」
完全に… ハメられてた…!
でも 私も…
今更 婚約撤回なんて 無理かも…
「婚約って…!」
夏葉さんが ウチの両親と 私を 交互に見て
オロオロしていた。
「詩史は 絶対に 手放せない。
俺の婚約者は 詩史だけ。
父さんも 認めてくれるでしょ?」
紫優くんの言葉に
景斗さんは 困り果てた顔をした。
「いや… 認めるも 何も…
しーちゃんが 嫌でないのなら…。
僕としては 願ったり 叶ったりだよ。
しーちゃんの料理の腕は プロレベルだし
ウチの会社の商品開発部に アドバイスして貰いたい って思ってたし…」
へ…?
婚約話から飛躍して ビジネス話にまで
発展した事に 驚く。
「だって♡ 父さんも 詩史が必要なんだって♡」
にっこり 紫優くんに微笑まれても
驚き過ぎて 言葉が出て来ない。
「まぁ… そういう訳で 翔さん、香緒さん…」
紫優くんが 両親に向き直って
改まって 婚約の挨拶をしようと しているのに…
ウチの両親は 手に手を取って 小躍りしていた。
「紫優くんが 息子ですって!
どうしましょう?!」
「わーい♪ 紫優と 親子だ〜♡♡♡」
私は 呆れて…
やっぱり 言葉が 出て来なかった。
「詩史ちゃんの気持ちは 大丈夫なの?」
夏葉さんが 私の腕に そっと触れてきて
確認してくれる。
いつも 優しい… 夏葉さんと 景斗さん。
2人の娘みたいな 気持ちで居たけど…
本当に なるんだと思ったら…
「夏葉さんと 景斗さんと
本当の親子になれるなんて 嬉しいです。」
心の底から 嬉しく思う。
もしかしたら
紫優くんと 婚約した以上に…? (笑)