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飼い猫 🐈‍⬛🐾

第50章 調教

「きもちぃ しうくん…
っ なん で… ?」


疑問の言葉を残して…
詩史は力尽きて 寝てしまった。


「ふふ… 何で だろうね? 詩史…」


詩史の両手の拘束を解いて
それぞれの手を握って 唇にキスをする。

全身を赤く 火照らせて
くったりと ベッドに沈む 愛猫…。


ああ… 可愛い…♡
ずっと 見ていられる…


猫の尻尾を 小さな穴から 引き上げて…
猫耳姿の 可愛い詩史を見つめながら
プラグを味わう。
 
「自覚は したみたいだね…
あとは もっと素直に 悦がって欲しいなぁ!」


言葉にして
寝ている詩史に 願望を伝える。


夢が叶うと…
また 次が 欲しくなる。

詩史の事になると 特に…
歯止めが効かない。

もっと もっと 詩史に入り込みたくなる。


「今度 指輪を 外したいなんて 言ったら
その時は 妊娠させて…
本当に 家猫にしちゃうからね?」


クリスマスだというのに…
今日も 悪魔は 天使を 貶しめて
自分だけの 愛猫に仕立て上げて
ほくそ笑んだ。

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