飼い猫 🐈⬛🐾
第51章 冬休み
「…あんなに本を読んでいたのに
まだ 借りるの?」
紫優くんは 借りてきた本を見て
驚きの声をあげた。
「だって!
近くの図書館には 置いてないんだもん!」
「相変わらず… 多ジャンル読んでるね…(笑)
宇宙、歴史、鉱石、絵画…」
「うん! 楽しいよ?」
心の底から… にこっと 自然に笑顔が出た。
「~~~っ/// 貸して! 本、持つから!」
紫優くんは 何故か顔を赤くしながらも
本を持ってくれるという…
重いから ラッキー♪ と
紫優くんに 本を預けた。
「こんなに ゆっくり 本を読めたのは
久しぶり! ありがとう!
すっごい楽しかった!!」
心が満たされた私は 警戒心無く 素直に
紫優くんに お礼を言うのだが…
紫優くんは何だか 眩しそうに 目を細めながら
私を見る。
「詩史が喜んでくれるなら
俺も 嬉しいよ。」
手を握られて 歩き出す。
何だか デートみたいだな… って…
一応 コレはデートか?!
ハッと
今日1日 紫優くんを 振り回した事に
気がつく。
「紫優くん…」
言い掛けた時に…
「ひゃー あの人 めっちゃイケメン!」
「うわー♡ マジ カッコい〜♡」
「モデルさん… じゃないよね?」
「背 高! スタイル良い〜!」
図書館を出て 街なかを歩くと
容姿が目立つ紫優くんは
一気に人々の 注目の的に なってしまう。
そうして必ず…
「隣の子 彼女? 釣り合わないね…」
と 言われる。
言われ慣れ過ぎて…
最早 悲しいも悔しいも 持ち合わせないが…
若干は 傷つく。
眼鏡でなかったら 少しはマシに
見えると 思うんだけど…。
そう言えば…
と前から疑問だった事を 思い出して…
紫優くんに 質問する。
「…紫優くんって 私がそこまで 目が悪くないの、
知ってるよね?
なんで 昔から 眼鏡を掛けろって 言うの?」
外に出る時は必ず…
「眼鏡しなきゃ 危ないでしょ!」って
煩くて 煩くて…
いつしか あたり前の様に
眼鏡をしていたけど…?
家では 眼鏡を外していても
何も言わないんだよね… ?
「うん? 虫除け でしょ。」
「虫?
こんな冬の季節に いないでしょ!
しかも眼鏡なんかで 防げないって。」
何 言ってるんだ…
紫優くんって こんなに 無知だったかな?
と 呆れる。
まだ 借りるの?」
紫優くんは 借りてきた本を見て
驚きの声をあげた。
「だって!
近くの図書館には 置いてないんだもん!」
「相変わらず… 多ジャンル読んでるね…(笑)
宇宙、歴史、鉱石、絵画…」
「うん! 楽しいよ?」
心の底から… にこっと 自然に笑顔が出た。
「~~~っ/// 貸して! 本、持つから!」
紫優くんは 何故か顔を赤くしながらも
本を持ってくれるという…
重いから ラッキー♪ と
紫優くんに 本を預けた。
「こんなに ゆっくり 本を読めたのは
久しぶり! ありがとう!
すっごい楽しかった!!」
心が満たされた私は 警戒心無く 素直に
紫優くんに お礼を言うのだが…
紫優くんは何だか 眩しそうに 目を細めながら
私を見る。
「詩史が喜んでくれるなら
俺も 嬉しいよ。」
手を握られて 歩き出す。
何だか デートみたいだな… って…
一応 コレはデートか?!
ハッと
今日1日 紫優くんを 振り回した事に
気がつく。
「紫優くん…」
言い掛けた時に…
「ひゃー あの人 めっちゃイケメン!」
「うわー♡ マジ カッコい〜♡」
「モデルさん… じゃないよね?」
「背 高! スタイル良い〜!」
図書館を出て 街なかを歩くと
容姿が目立つ紫優くんは
一気に人々の 注目の的に なってしまう。
そうして必ず…
「隣の子 彼女? 釣り合わないね…」
と 言われる。
言われ慣れ過ぎて…
最早 悲しいも悔しいも 持ち合わせないが…
若干は 傷つく。
眼鏡でなかったら 少しはマシに
見えると 思うんだけど…。
そう言えば…
と前から疑問だった事を 思い出して…
紫優くんに 質問する。
「…紫優くんって 私がそこまで 目が悪くないの、
知ってるよね?
なんで 昔から 眼鏡を掛けろって 言うの?」
外に出る時は必ず…
「眼鏡しなきゃ 危ないでしょ!」って
煩くて 煩くて…
いつしか あたり前の様に
眼鏡をしていたけど…?
家では 眼鏡を外していても
何も言わないんだよね… ?
「うん? 虫除け でしょ。」
「虫?
こんな冬の季節に いないでしょ!
しかも眼鏡なんかで 防げないって。」
何 言ってるんだ…
紫優くんって こんなに 無知だったかな?
と 呆れる。