飼い猫 🐈⬛🐾
第52章 従順
図書のお当番を 無事に終えて
荷物を持って 立ち上がる。
電気を消して ドアに 手を掛けると
「詩史 お疲れ様!」
ニコッと 紫優くんが 笑い掛けてくる。
さっきまで 紫優くんの存在を 意図的に消して
仕事をしていた。
紫優くんの声で
紫優くんの存在を 思い出した。
ドアに 掛けていた手は
最後の理性を働かせる様に 鍵を掛けて
愛しい飼い主の胸に 飛びついて 擦りついた。
「にゃあ… ♡」
猫撫で声を出して 欲望のまま
飼い主に 甘える。
「ふふ… 今日1日 よく耐えていたね。
冬休み中 甘えに 甘えていたのに…
流石だね♡」
紫優くんが 髪を撫でて 褒めてくれる。
皆の前で
甘えん坊(欲望)を 発動させる訳には いかない。
だって…
私の欲望は 底無しで 見境無くて…
いつだって どこだって
飼い主様に 甘えたい。
紫優くんを見上げて
ペロッと 唇を 舐める。
「ふふ… 可愛い♡」
頬を赤くして 喜ぶ紫優くんも…
すっかり 愛猫を甘やかす 飼い主の顔に
なっていた。
「いいの? 詩史… ココは神聖な 図書室…」
紫優くんの言葉が 終わる前に
舌を突き出して 紫優くんの口内に 侵入する。
頬を 両手で固定して 逃さない。
獲物を追う猫みたいに
紫優くんの舌を求めて 俊敏に 動き回る。
「ん… ふ…」
ハンターになった白猫は
夢中で獲物を追い掛ける。
紫優くんも 私の勢いに 耐える為に
近くにあったテーブルで 身体を支えた。
紫優くんの膝の上に 太ももを乗せて…
紫優くんをテーブルに 座らせながら
自らも 紫優くんの膝の上に 座った。
紫優くんに 対面に抱きついて
首に 腕を回して 夢中で キスをする。
舌を絡めて お互いのだ液を 混ぜ合わせる。
「詩史! 悪いコ! いいの?」
紫優くんが ストップを 掛ける。
「鍵 閉めたもん。」
「そういう事じゃないでしょ。優等生!」
紫優くんが 私に 注意する。
優等生 なんて 言葉を わざと使って
学校での 私の立場を 思い出させる。
白々しい…!
優等生としての私を 壊したがっていたのは
紫優くん なのに!
荷物を持って 立ち上がる。
電気を消して ドアに 手を掛けると
「詩史 お疲れ様!」
ニコッと 紫優くんが 笑い掛けてくる。
さっきまで 紫優くんの存在を 意図的に消して
仕事をしていた。
紫優くんの声で
紫優くんの存在を 思い出した。
ドアに 掛けていた手は
最後の理性を働かせる様に 鍵を掛けて
愛しい飼い主の胸に 飛びついて 擦りついた。
「にゃあ… ♡」
猫撫で声を出して 欲望のまま
飼い主に 甘える。
「ふふ… 今日1日 よく耐えていたね。
冬休み中 甘えに 甘えていたのに…
流石だね♡」
紫優くんが 髪を撫でて 褒めてくれる。
皆の前で
甘えん坊(欲望)を 発動させる訳には いかない。
だって…
私の欲望は 底無しで 見境無くて…
いつだって どこだって
飼い主様に 甘えたい。
紫優くんを見上げて
ペロッと 唇を 舐める。
「ふふ… 可愛い♡」
頬を赤くして 喜ぶ紫優くんも…
すっかり 愛猫を甘やかす 飼い主の顔に
なっていた。
「いいの? 詩史… ココは神聖な 図書室…」
紫優くんの言葉が 終わる前に
舌を突き出して 紫優くんの口内に 侵入する。
頬を 両手で固定して 逃さない。
獲物を追う猫みたいに
紫優くんの舌を求めて 俊敏に 動き回る。
「ん… ふ…」
ハンターになった白猫は
夢中で獲物を追い掛ける。
紫優くんも 私の勢いに 耐える為に
近くにあったテーブルで 身体を支えた。
紫優くんの膝の上に 太ももを乗せて…
紫優くんをテーブルに 座らせながら
自らも 紫優くんの膝の上に 座った。
紫優くんに 対面に抱きついて
首に 腕を回して 夢中で キスをする。
舌を絡めて お互いのだ液を 混ぜ合わせる。
「詩史! 悪いコ! いいの?」
紫優くんが ストップを 掛ける。
「鍵 閉めたもん。」
「そういう事じゃないでしょ。優等生!」
紫優くんが 私に 注意する。
優等生 なんて 言葉を わざと使って
学校での 私の立場を 思い出させる。
白々しい…!
優等生としての私を 壊したがっていたのは
紫優くん なのに!