飼い猫 🐈⬛🐾
第53章 気紛れな猫
布団を剥いだから 寒いのか
すり…っと 俺に 擦りついて
更に 身体を丸くした。
その様子に…
慌てて 布団を掛けてあげる。
…っ 詩史が 居る…!
自分でも 驚く程 喜んでしまう。
本当に… いつの間に 忍び込んだ?
昨日の帰りは あんなにドライだったのに
俺の懐に 潜り込んで来るなんて…
思わず 顔が 綻んで 心が 舞い上がる。
気紛れな猫(詩史)の頭を 撫でて
寝顔に 見惚れる。
長い睫毛 柔らかい唇 白い肌 きれいな髪…
こんな事を 言ったら 笑われるけど…
天使が 寝てる…。
「ん… しうくん?」
目を擦りながら 詩史が 俺を見上げた。
「おはよう 詩史 …って こら!
いつの間に 入ってきたの!」
そんなに 困っては無いが(寧ろ 嬉しい♡)
一応 注意する。
詩史は 眉毛を下げて
見えない猫耳を ペションと下げて
明らかに 気落ちした様子を見せた。
布団を口元に寄せて 申し訳なさそうに
俺を見る。
「ごめ なさぃ… さみしくて…」
「?!」
詩史の様子に… 悶絶する。
…なに? この 可愛い生き物…!!!
え? 詩史って こんなキャラだったっけ?!
心臓が バクバク する…!
それから… ハッと 思いつく。
「…詩史 生理 始まった?」
「ううん。 明日辺りから かな? なんで?」
詩史の言葉に… 天を見上げて 嘆いた。
PMS(月経前症候群)…!
成程… 詩史の意思ではなく…
女性ホルモン作用…(泣)
俺の嘆きに…
余程 怒っていると 勘違いした 詩史は
身体を縮こませて 更に 申し訳なさそうにする。
「ごめんね?
夜中に 勝手に お部屋に上がるなんて
本当に 良くない事なのに…
何でかなぁ…
わかってるのに 我慢できなくて…」
視線を落として 布団を抱きしめて
泣きそうに なってる。
… 本当に… 何?
めっちゃ可愛く 甘えてくるじゃん!!!
女性ホルモン 恐るべし!
縮こまる詩史を 壊さない様に そっと抱きしめる。
「俺に 甘えたかったの?」
俺の質問に
詩史は静かに 頭を 揺らした。
「…そう 嬉しいな…」
ニヤつきが 止まらない…。
「昨日だって たっぷり甘やかして 貰ったのに
夜中に 起きたら 寂しくなっちゃって…」
すり…っと 俺に 擦りついて
更に 身体を丸くした。
その様子に…
慌てて 布団を掛けてあげる。
…っ 詩史が 居る…!
自分でも 驚く程 喜んでしまう。
本当に… いつの間に 忍び込んだ?
昨日の帰りは あんなにドライだったのに
俺の懐に 潜り込んで来るなんて…
思わず 顔が 綻んで 心が 舞い上がる。
気紛れな猫(詩史)の頭を 撫でて
寝顔に 見惚れる。
長い睫毛 柔らかい唇 白い肌 きれいな髪…
こんな事を 言ったら 笑われるけど…
天使が 寝てる…。
「ん… しうくん?」
目を擦りながら 詩史が 俺を見上げた。
「おはよう 詩史 …って こら!
いつの間に 入ってきたの!」
そんなに 困っては無いが(寧ろ 嬉しい♡)
一応 注意する。
詩史は 眉毛を下げて
見えない猫耳を ペションと下げて
明らかに 気落ちした様子を見せた。
布団を口元に寄せて 申し訳なさそうに
俺を見る。
「ごめ なさぃ… さみしくて…」
「?!」
詩史の様子に… 悶絶する。
…なに? この 可愛い生き物…!!!
え? 詩史って こんなキャラだったっけ?!
心臓が バクバク する…!
それから… ハッと 思いつく。
「…詩史 生理 始まった?」
「ううん。 明日辺りから かな? なんで?」
詩史の言葉に… 天を見上げて 嘆いた。
PMS(月経前症候群)…!
成程… 詩史の意思ではなく…
女性ホルモン作用…(泣)
俺の嘆きに…
余程 怒っていると 勘違いした 詩史は
身体を縮こませて 更に 申し訳なさそうにする。
「ごめんね?
夜中に 勝手に お部屋に上がるなんて
本当に 良くない事なのに…
何でかなぁ…
わかってるのに 我慢できなくて…」
視線を落として 布団を抱きしめて
泣きそうに なってる。
… 本当に… 何?
めっちゃ可愛く 甘えてくるじゃん!!!
女性ホルモン 恐るべし!
縮こまる詩史を 壊さない様に そっと抱きしめる。
「俺に 甘えたかったの?」
俺の質問に
詩史は静かに 頭を 揺らした。
「…そう 嬉しいな…」
ニヤつきが 止まらない…。
「昨日だって たっぷり甘やかして 貰ったのに
夜中に 起きたら 寂しくなっちゃって…」