無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

潤んだ瞳で　上目遣いに
そんな事を　言ってくる。


俺は　ノックアウト　寸前だ…


恐ろしい事に…
詩史に　全然　悪気は無い。

全て　天然の反応…
その辺の計算は　本当に　持っていない。
寧ろ　嫌うタイプで…
自分が　知らず　知らずの内に
こんなに　あざとい姿を　見せていると知ったら…
もう2度と　こんな　詩史を　見せてくれない。


「…っ　どっちが　悪魔だよ…
本当…　勘弁して…」

思わず　漏らした独り言を…

詩史は　怪訝な顔をして　首を傾げる。


ほら。　やっぱり　わかってない…。


繋がれないけど
スキンシップは　欲しいらしい…
俺の手を取って　自分の頬に　擦りつけてくる。


もふれ…　と。　（笑）


わがままな愛猫を　腕の中に　収め直して
要求通り　撫でてあげる。

頭を撫でて　頬を撫でて　肩を撫でて
背中を撫でて…

詩史は　気持ちよさそうに　目を瞑って…
それから　キスを要求してくる。

ちゅっ　ちゅ　と何度も　キスをする。


あぁ…　こんなに　触れ合っているのに
詩史のナカに　入れない…！
仕方がないけど　すごい　拷問…（泣）


自分の分身が　固く　固く　主張する。

あぁ…　どうやって　この興奮を　鎮めよう…



「し　ふみ…　ごめん。
これ以上　触られると…」

身体が　熱い…　　息が　上がる。


「興奮を　収めるから…　待って…」

荒く　息を吐きながら　詩史を　引き剥がす。


ベッドから　起き上がって
詩史に　背を向けて　自身のモノに　手を掛ける。

と、　背中に　詩史の　柔らかい胸が
押し当てられて…
詩史の手が　俺のモノに　触れてくる。


「っあ♡　し　ふみ…」

ゾクゾクして…
たまらずに　声をあげた。


「しうくん…　ごめん。　辛かったよね…」

耳元で　聞こえる　詩史の声。
吐息も　擽ったい。


コレが　全て　天然なんて…　嘘だろ…！


「紫優くん　ごめんね。
楽にして　あげるね…？」

申し訳なさそうに　頰に　触れて
慰める様に　詩史の舌が　俺の舌に　寄り添う。


詩史の手が　俺のモノに　触れて
上下に　動き出すと…


俺は堪らずに　詩史に抱きついて　喘いだ。


「は…　あ、　し　ふみ　ぃ…♡」


俺のモノを　確実に　昂らせながらも
慰める様に　俺の　頭を撫でる。