飼い猫 🐈⬛🐾
第54章 誓い
2月
にこにこにこにこ…
どうしよう…
紫優くんが めちゃくちゃ 浮かれてる…!
私には プレッシャーにしか 感じない!
2月と言えば… バレンタイン…!
去年まで どうでも良かった
紫優くんのチョコレート。
今年は… そうも いかない。
何せ 渡す とも言ってないのに この浮かれ様…
去年まで…
大好きな 景斗パパと お兄ちゃんには
必ず 手渡しで
日頃の感謝と共に あげていた。
「紫優くんと お父さんにも ちゃんとあげてよ?
無いと 可哀想でしょう?」
お母さんに言われて 仕方なく…
渋々 用意して
紫優くんの分は 夏葉さんに…
お父さんの分は お母さんに 預けてた。
特に 紫優くんは
私からチョコを 貰わなくたって
どうせ 沢山の女のコから 貰うのに
なんで わざわざ 用意しなきゃあ
いけないのかなぁ?!
そう 思っていたんだけど…
『詩史! 俺の分は要らないから…
紫優に あげてやってくれ! 頼むよ!!
でないと 俺も 父ちゃんも…
紫優に コロされる…!』
顔面蒼白… 命乞い… とも取れる
お兄ちゃんの必死の お願いに…
仕方なく 一応 用意していた。
まぁ… 今年は 一応 彼氏になったし…
あげないと?
めっちゃ 期待してる し… (苦笑)
まずは…
手作りに するかどうか…?
「…。」
そうして 色々 考えて…
迎えた バレンタインデー。
渡すのは 家で… 帰って来てからで いいよね?
そう 思って いたのだけど…
にこぉ~ にこぉ〜 にこぉ~
登校の お迎えに来てくれた 紫優くんの周り…
見えない お花が飛んで… 上機嫌…!
あぁ… 選択ミスったなぁ…
「おはよう♡」
「… おはよう…。」
紫優くんと 挨拶を交わして…
気まずい気分のまま 登校する。
いつ くれるんだろう?
いつ くれるんだろう??
いつ くれるんだろう???
ビシビシと 紫優くんの 期待を込めた 視線を
感じる。
「紫優くん… あの…」
紫優くんの視線が 痛すぎて…
説明しようと 振り返ると…
「あら 紫優くん! 今日もイケメンねぇ…♡
今日は バレンタインだから…
チョコ あげるわぁ〜」
顔馴染みの 近所のおばあちゃんが
一口チョコを 紫優くんに 手渡す。
「ほら 詩史ちゃんも どうぞ。」
にこにこにこにこ…
どうしよう…
紫優くんが めちゃくちゃ 浮かれてる…!
私には プレッシャーにしか 感じない!
2月と言えば… バレンタイン…!
去年まで どうでも良かった
紫優くんのチョコレート。
今年は… そうも いかない。
何せ 渡す とも言ってないのに この浮かれ様…
去年まで…
大好きな 景斗パパと お兄ちゃんには
必ず 手渡しで
日頃の感謝と共に あげていた。
「紫優くんと お父さんにも ちゃんとあげてよ?
無いと 可哀想でしょう?」
お母さんに言われて 仕方なく…
渋々 用意して
紫優くんの分は 夏葉さんに…
お父さんの分は お母さんに 預けてた。
特に 紫優くんは
私からチョコを 貰わなくたって
どうせ 沢山の女のコから 貰うのに
なんで わざわざ 用意しなきゃあ
いけないのかなぁ?!
そう 思っていたんだけど…
『詩史! 俺の分は要らないから…
紫優に あげてやってくれ! 頼むよ!!
でないと 俺も 父ちゃんも…
紫優に コロされる…!』
顔面蒼白… 命乞い… とも取れる
お兄ちゃんの必死の お願いに…
仕方なく 一応 用意していた。
まぁ… 今年は 一応 彼氏になったし…
あげないと?
めっちゃ 期待してる し… (苦笑)
まずは…
手作りに するかどうか…?
「…。」
そうして 色々 考えて…
迎えた バレンタインデー。
渡すのは 家で… 帰って来てからで いいよね?
そう 思って いたのだけど…
にこぉ~ にこぉ〜 にこぉ~
登校の お迎えに来てくれた 紫優くんの周り…
見えない お花が飛んで… 上機嫌…!
あぁ… 選択ミスったなぁ…
「おはよう♡」
「… おはよう…。」
紫優くんと 挨拶を交わして…
気まずい気分のまま 登校する。
いつ くれるんだろう?
いつ くれるんだろう??
いつ くれるんだろう???
ビシビシと 紫優くんの 期待を込めた 視線を
感じる。
「紫優くん… あの…」
紫優くんの視線が 痛すぎて…
説明しようと 振り返ると…
「あら 紫優くん! 今日もイケメンねぇ…♡
今日は バレンタインだから…
チョコ あげるわぁ〜」
顔馴染みの 近所のおばあちゃんが
一口チョコを 紫優くんに 手渡す。
「ほら 詩史ちゃんも どうぞ。」