飼い猫 🐈⬛🐾
第54章 誓い
「あ… ありがとうございます!」
私にまで チョコをくれた 近所のおばあちゃんに
お礼を伝える。
「2人とも 気をつけて いってらっしゃーい♪」
おばあちゃんに 2人で笑顔で 手を振って
紫優くんに 向き直ると…
びくぅ…!
紫優くん… めっちゃ 機嫌悪い… ?!
「お… おばあちゃんからのチョコ…
う… 嬉しいねー…?」
紫優くんの ドス黒いオーラに 怯える。
なんで ???
さっきまで めっちゃ にこやかに
おばあちゃんに お礼を言ってたじゃん…!
そんな
おばあちゃんからのチョコを 皮切りに…
「内海先輩〜! 貰って下さい~♡」
「きゃー! 紫優くん! 受け取ってぇ♡♡♡」
紫優くんのファン達が あちらこちらから
湧いて出て、 紫優くんにチョコを渡そうとする。
紫優くんは そんな対応に 追われっ放しで…
私は そっと 距離を取って 登校する。
婚約は まだしも
付き合っている噂くらいは ある筈なのに
この人気…。
すごいな…
何だか 遠い人だ…
やっと 学校に着くと
紫優くんのファンを 山崎さんが 取り仕切って
いた。
「山崎さん。」
紫優くんが 山崎さんに声を掛けると
ファン達は その声に反応して
黄色い声をあげて 推し を出迎えた。
毎年毎年 よくやるな… と 横目に
いつも通り 素通りしようと していたのだが…
「みんな ごめんね。
今年からは 貰えないんだ。」
紫優くんの言葉に…
『えーーー!』と ファン達が 一斉に喚いた。
「本当に… ごめんね。
皆の気持ちには いつも 凄く感謝してるけど…
俺は 1人の子 からしか 貰わない。」
皆の前で 真っ直ぐに 見つめられて…
ドキッ とする。
紫優くんが…
固まる私に 近づいて 肩を抱いた。
「彼女と 婚約しました。
皆 ごめんね。」
紫優くんの発言に
その場にいた人達は パニックになった。
いや… 私も パニックだ…!
突然 巻き込まれて… 何事?!
「詩史… 皆の前で 誓って?」
紫優くんの言葉に… 益々パニックになる。
「は… あ?」
「キス! …して?」
「はあぁぁぁ?! 💢
する訳 ないでしょ! こんな 大勢の前で💢」
ケンカ腰で 否定する。
何 ふざけた事を 言ってるんだ! と
苛つくが…
私にまで チョコをくれた 近所のおばあちゃんに
お礼を伝える。
「2人とも 気をつけて いってらっしゃーい♪」
おばあちゃんに 2人で笑顔で 手を振って
紫優くんに 向き直ると…
びくぅ…!
紫優くん… めっちゃ 機嫌悪い… ?!
「お… おばあちゃんからのチョコ…
う… 嬉しいねー…?」
紫優くんの ドス黒いオーラに 怯える。
なんで ???
さっきまで めっちゃ にこやかに
おばあちゃんに お礼を言ってたじゃん…!
そんな
おばあちゃんからのチョコを 皮切りに…
「内海先輩〜! 貰って下さい~♡」
「きゃー! 紫優くん! 受け取ってぇ♡♡♡」
紫優くんのファン達が あちらこちらから
湧いて出て、 紫優くんにチョコを渡そうとする。
紫優くんは そんな対応に 追われっ放しで…
私は そっと 距離を取って 登校する。
婚約は まだしも
付き合っている噂くらいは ある筈なのに
この人気…。
すごいな…
何だか 遠い人だ…
やっと 学校に着くと
紫優くんのファンを 山崎さんが 取り仕切って
いた。
「山崎さん。」
紫優くんが 山崎さんに声を掛けると
ファン達は その声に反応して
黄色い声をあげて 推し を出迎えた。
毎年毎年 よくやるな… と 横目に
いつも通り 素通りしようと していたのだが…
「みんな ごめんね。
今年からは 貰えないんだ。」
紫優くんの言葉に…
『えーーー!』と ファン達が 一斉に喚いた。
「本当に… ごめんね。
皆の気持ちには いつも 凄く感謝してるけど…
俺は 1人の子 からしか 貰わない。」
皆の前で 真っ直ぐに 見つめられて…
ドキッ とする。
紫優くんが…
固まる私に 近づいて 肩を抱いた。
「彼女と 婚約しました。
皆 ごめんね。」
紫優くんの発言に
その場にいた人達は パニックになった。
いや… 私も パニックだ…!
突然 巻き込まれて… 何事?!
「詩史… 皆の前で 誓って?」
紫優くんの言葉に… 益々パニックになる。
「は… あ?」
「キス! …して?」
「はあぁぁぁ?! 💢
する訳 ないでしょ! こんな 大勢の前で💢」
ケンカ腰で 否定する。
何 ふざけた事を 言ってるんだ! と
苛つくが…