飼い猫 🐈⬛🐾
第54章 誓い
だったら…
堂々としていたい。
clearじゃないのは 私らしくない。
そう 思った瞬間…
急に 視界が 開けた気がした。
そうだ…
私は 堂々と 胸を張っていたい から
色々な事を 頑張ってきた。
優等生でいる事は 紫優くんへの対抗心や
アンチへの 牽制だけじゃない。
自分が 自信を保つ為に 必要な事だった。
「? 詩史…?」
紫優くんに 声を掛けられて…
ハッと 紫優くんを見る。
悪魔が一緒なら 尚更…
誰に 恨まれ様と 今更 怖くない。
「…どうしてくれるのよ。
ケンカ売っちゃったみたい じゃない!」
淀んだ 周囲の空気を 見渡して 苦笑いする。
でも…
「でも スッキリしたかも♪」
紫優くんのファンに 公言出来て
堂々とした 自分らしさを取り戻せて
清々しい気持ちに なった。
にっ と笑った私に
紫優くんが 頰を 赤く染めていく。
「…っ♡
やっぱ 詩史は カッコいいな… 大好き♡」
「うん。私も… カッコいい自分が 大好き。」
「…自信 取り戻した?」
「え? …あ」
バレてる…!
私が 優等生の立場に
疑問を持ち始めていた事…
自信を無くしかけていた事!
「気がついてないとでも 思ってた?」
紫優くんの笑顔が 憎たらしい!
誰のせいで こんなに 迷走させられていると
思っているのか…!
私を すっかり 恋する乙女に変えた 超本人を
真っ赤な顔で 睨む。
「そんなに 睨まないで?
俺だけに甘える 可愛い詩史が
1番好き だよ♡」
抱き寄せられて 耳打ちされる。
俺だけに 甘…
ボンッ と 思わず 赤くなった顔は
紫優くんの腕に 隠された。
「ふふ♡ 想像しちゃった?♡」
カッコよくない私を 皆に 晒さずに済んだ。
紫優くんに 手を引かれて
混乱状態の ファンの中を 進んで行く。
「で チョコは いつ くれるの?」
痺れを切らした様子で 紫優くんが 聞いてくる。
「放課後だよ。 家に帰ったら ね。」
「おばあちゃんより先に 欲しかったな…」
あ。 やっぱり そこで 機嫌を悪くしました?
薄々 そう思っては いたのだけど…(笑)
「甘〜く 渡してくれるんでしょ?
楽しみに してるね?♡」
顎を掬われて…
重ねた唇は とても 甘かった。
堂々としていたい。
clearじゃないのは 私らしくない。
そう 思った瞬間…
急に 視界が 開けた気がした。
そうだ…
私は 堂々と 胸を張っていたい から
色々な事を 頑張ってきた。
優等生でいる事は 紫優くんへの対抗心や
アンチへの 牽制だけじゃない。
自分が 自信を保つ為に 必要な事だった。
「? 詩史…?」
紫優くんに 声を掛けられて…
ハッと 紫優くんを見る。
悪魔が一緒なら 尚更…
誰に 恨まれ様と 今更 怖くない。
「…どうしてくれるのよ。
ケンカ売っちゃったみたい じゃない!」
淀んだ 周囲の空気を 見渡して 苦笑いする。
でも…
「でも スッキリしたかも♪」
紫優くんのファンに 公言出来て
堂々とした 自分らしさを取り戻せて
清々しい気持ちに なった。
にっ と笑った私に
紫優くんが 頰を 赤く染めていく。
「…っ♡
やっぱ 詩史は カッコいいな… 大好き♡」
「うん。私も… カッコいい自分が 大好き。」
「…自信 取り戻した?」
「え? …あ」
バレてる…!
私が 優等生の立場に
疑問を持ち始めていた事…
自信を無くしかけていた事!
「気がついてないとでも 思ってた?」
紫優くんの笑顔が 憎たらしい!
誰のせいで こんなに 迷走させられていると
思っているのか…!
私を すっかり 恋する乙女に変えた 超本人を
真っ赤な顔で 睨む。
「そんなに 睨まないで?
俺だけに甘える 可愛い詩史が
1番好き だよ♡」
抱き寄せられて 耳打ちされる。
俺だけに 甘…
ボンッ と 思わず 赤くなった顔は
紫優くんの腕に 隠された。
「ふふ♡ 想像しちゃった?♡」
カッコよくない私を 皆に 晒さずに済んだ。
紫優くんに 手を引かれて
混乱状態の ファンの中を 進んで行く。
「で チョコは いつ くれるの?」
痺れを切らした様子で 紫優くんが 聞いてくる。
「放課後だよ。 家に帰ったら ね。」
「おばあちゃんより先に 欲しかったな…」
あ。 やっぱり そこで 機嫌を悪くしました?
薄々 そう思っては いたのだけど…(笑)
「甘〜く 渡してくれるんでしょ?
楽しみに してるね?♡」
顎を掬われて…
重ねた唇は とても 甘かった。