飼い猫 🐈⬛🐾
第56章 Gift 〜White day
『まぁ… 忘れちゃうよね…』
覚えている訳 ないよね。
皆 忘れちゃうんだ。
俺は 生前記憶を 持っている。
詩史は…
倉田家の子に なりたいのに 勇気が持てなくて
何度も 飛び立てずに 躊躇っていた。
最初は 全然 気にしていなかった。
勇気が持てない事なんて よくある事だし
そんなに 無理をして 生を 受けなくても…って
俺は 考えていたから。
けど 詩史は
ずっと 香緒さんと 翔さんを見ていた。
詩史は この時から 本当に 不器用さん。
そして 諦めが悪い(笑)
気になって…
詩史に 声を 掛けた。
『無理しなくて 良くない?』
『はぁ? アンタに 関係ないでしょ!』
確かに 関係ない。
でも…
『そんなに 青ざめて 思い詰めて…
どうしたの?』
俺も 大概な 世話焼きだ。
放っておけばいいのに
何か 出来ないかと 思ってしまったんだ。
『ありがとう。 行ってくる!』
俺のお陰で 勇気が持てた と 言った 詩史は
すごく きれいな笑顔を 俺に見せて
飛び立った。
その後の 詩史の 行く末が 気になって…
俺も 追いかけた。
確かに
よくよく 思い返してみたら
ストーカーと言われても
仕方がないかも しれない(笑)
いつかの カラオケの歌じゃないけど…
俺は 真実(ほんとう)に
詩史を 守りたくて 生まれてきた。
同性でも 異性でも 関係なく
近くに居たかった。
この世に 生を受けて
身体を得て
詩史に 触れて みたかった。
ちゅっ…
背中に キスを 落とすと
腕の中で 詩史が震えた。
吸い付く様な
詩史の 滑らかな肌の感触を 楽しみながら
詩史に 触れられる 喜びを 噛みしめる。
「~~~っ し ぅ… ヤあ… ! ♡ 」
可愛い 啼き声に 酔いしれる。
この音色を 引き出しているのが
自分だと 思うと… 堪らなく 興奮する!
バレンタインのお返しに プレゼントした
白いブラジャーと ショーツを 身に着けて…
猫耳に 鈴のチョーカーを着けた 詩史は
本物の猫みたいに
俺の 可愛がりに 悦がっていた。
「詩史… せっかく プレゼントしたのに
もう シミに なってるよ?」
ショーツ越しに 下のお口を 撫でながら
詩史に 注意する。
覚えている訳 ないよね。
皆 忘れちゃうんだ。
俺は 生前記憶を 持っている。
詩史は…
倉田家の子に なりたいのに 勇気が持てなくて
何度も 飛び立てずに 躊躇っていた。
最初は 全然 気にしていなかった。
勇気が持てない事なんて よくある事だし
そんなに 無理をして 生を 受けなくても…って
俺は 考えていたから。
けど 詩史は
ずっと 香緒さんと 翔さんを見ていた。
詩史は この時から 本当に 不器用さん。
そして 諦めが悪い(笑)
気になって…
詩史に 声を 掛けた。
『無理しなくて 良くない?』
『はぁ? アンタに 関係ないでしょ!』
確かに 関係ない。
でも…
『そんなに 青ざめて 思い詰めて…
どうしたの?』
俺も 大概な 世話焼きだ。
放っておけばいいのに
何か 出来ないかと 思ってしまったんだ。
『ありがとう。 行ってくる!』
俺のお陰で 勇気が持てた と 言った 詩史は
すごく きれいな笑顔を 俺に見せて
飛び立った。
その後の 詩史の 行く末が 気になって…
俺も 追いかけた。
確かに
よくよく 思い返してみたら
ストーカーと言われても
仕方がないかも しれない(笑)
いつかの カラオケの歌じゃないけど…
俺は 真実(ほんとう)に
詩史を 守りたくて 生まれてきた。
同性でも 異性でも 関係なく
近くに居たかった。
この世に 生を受けて
身体を得て
詩史に 触れて みたかった。
ちゅっ…
背中に キスを 落とすと
腕の中で 詩史が震えた。
吸い付く様な
詩史の 滑らかな肌の感触を 楽しみながら
詩史に 触れられる 喜びを 噛みしめる。
「~~~っ し ぅ… ヤあ… ! ♡ 」
可愛い 啼き声に 酔いしれる。
この音色を 引き出しているのが
自分だと 思うと… 堪らなく 興奮する!
バレンタインのお返しに プレゼントした
白いブラジャーと ショーツを 身に着けて…
猫耳に 鈴のチョーカーを着けた 詩史は
本物の猫みたいに
俺の 可愛がりに 悦がっていた。
「詩史… せっかく プレゼントしたのに
もう シミに なってるよ?」
ショーツ越しに 下のお口を 撫でながら
詩史に 注意する。