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飼い猫 🐈‍⬛🐾

第56章 Gift 〜White day

首筋を 舐め上げると
予想通りに
詩史は ビクッと 肩を揺らした。

それから キツく キツく 吸い付いて
赤い刻印を 刻む。


「…っヤ…! 痛ぁ… いたぃよぉ…」

ポロポロと 涙を流す詩史の
両手を包んで 慰める。

痛みに震える 可哀想な詩史の身体を
撫でてあげていると…

痛みに 弱った詩史は
俺に 甘えたがって 擦りついて
俺からのキスも 素直に 受け入れた。

目が とろん… と 微睡んできて
力が 抜けてくる。


口寂しそうな 口内に 指を咥えさせて
顎を固定して 前を 向かせると…
今度は 大人しく 鏡を見つめた。 


「そう… いいコだね ♡」


詩史が どんどん
俺の指示を 受け入れ始める。


「飼い主様 って 言ってみて?」

「… かいぬしさま…」

「お利口だね♡
さぁ 鏡をよく見て あげて?
俺の 自慢の 愛猫♡ 
可愛いでしょう?」

詩史の耳を 食んで 伝える。

詩史は 俺に 背を預けたまま
大人しく 鏡の中を 見ている。


「白い下着ね…
飼い主様からの プレゼントなんだって♡
猫ちゃんに 似合っていて
とっても 可愛いよね ?」

詩史に 頬ずりして 訊ねる。
詩史は 鏡を見たまま 頷いた。

その様子に 口角を上げる。


あぁ… 今の詩史は
何でも 受け入れてくれる !


「ねぇ? 鏡の中の猫ちゃんは
今 何をしている?」

「ん…っ  かい ぬし さま が…
ん… むねを さわって … っは ぁ…
気持ち 良さそぅ…」

「そうだね…」

喘ぎながら
素直に答える 詩史に 目を細める。

するり と ブラジャーの中に 指を忍ばせて
頂きを 摘むと
詩史の 息が 上がった。


「今は どう?」

「ぃま は… は… かいぬしさまの ゆび が
さきっぽを… かりかり って…
きも ち ぃのぉ… 」

口元に 手を寄せて 眉毛を下げる。

でも 俺の指示通りに
鏡からは 視線を 外さない。


「腰が 動いてるもんね。 本当だ。 
気持ちがよさそう だね♡
あれ? 足が すごく開いてきた。
もしかして 触って 欲しいのかなぁ?」


ショーツの中に 手を忍ばせて
柔らかな毛を 撫でて 指を曲げると

潤みのナカに 簡単に 指が 沈んでいった。


「あ… んっ やぁ…
かいぬしさま… ぁ…  んっ…♡」

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