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飼い猫 🐈‍⬛🐾

第56章 Gift 〜White day

「ヤ…! ダ メ…っ!
は ずかし …!
みて… られないよぉ!!!」

泣き叫ぶ様な 詩史の声に
目を細める。


ああ… イイ声♡

そんなに 嫌がるのに 
俺の 言う事を聞いて 目を逸らせないなんて…
今更 お仕置きが 怖い訳じゃ あるまいし…
俺の事、 そんなに 好きに なったんだね…♡
ちょっと… 感動しちゃうよ…!


蕾に 手を伸ばして
気持ちよさを 追加する。
コレは ご褒美だよ…?


「ヤ…ぁ! しぅ… むり…!
もぉ むりぃ…!!!」

「イッていいよ? 詩史…
その瞬間も 目を逸らさずにね…」

「あ…っ ヤああああぁ…!!!」


普段は見ることの無い 自分の淫らな姿を
確認しながら…
絶頂を迎えた詩史は 激しく痙攣した。


「いいコ♡ お利口さん♡ えらかったね♡」

快楽に溺れて 疲弊した詩史に
キスをして 慰める。


疲れ果てた顔に 髪も乱れているのに…
猫耳と チョーカーのせい だけではない
妖艶な 甘い 色香を 放っていた。

その 甘さを 引き立たせて いるのは…

「やっぱり その下着にして 良かった♡
やっぱり可愛い♡」


大満足な俺の横で
詩史は 若干 怒っているらしい。

「…ぎゅって して!」

詩史が 可愛い要求を してくる。
それから…

「なでなで して。」

要求を 追加する。


可愛い愛猫を 抱きしめて 撫でて
至る所に キスをする。


「しうくんの ばか…」

膨れた顔で 小さく 抗議する。
でも… やっぱり 前みたいには
反抗しないんだね…♡

猫が毛を逆立てるみたいに 怒ったり
引っ掻いたり…
多分 いくらでも 出来るのにね♡


「この下着を 見る度に 
今日の事を 思い出してね ?
詩史の 身体を 包む この下着は 俺の想い
そのもの ♡
愛を 確かめ合うのに 相応しい♡

素敵な ホワイトデーでしょ?」


「…。」


詩史は 俺の懐に 擦りついて
俺の言葉を 無視する。


ふふ… 猫っぽい♡
自分の要求だけ 通して
気に入らない事は 無視ですか…(笑)


「また 鏡の前で シようね♡」


詩史は やっぱり 無視をする。
でも…
赤くなった耳の変化を
見逃す様な 飼い主じゃないよ?


俺は やっぱり 目を細めて
詩史を もふって 甘やかした。

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