飼い猫 🐈⬛🐾
第57章 嵐
「詩史… 大丈夫だ。
俺が 絶対に 離さない!」
紫優くんの言葉に 頷きながら
紫優くんに しがみつく。
怖い…!
「ほら… 璃音のセイで 詩史が怯えてる!」
「愛茉に 相当 痛めつけられちゃったんですね。 可哀想に…!」
怯える私の頭の上で 2人が 会話する。
「倉田先輩… 大丈夫ですよ?
愛茉は もう 先輩には 手を出して来ません。
紫優と 叔父さんに
きっちり 怒られましたからね。」
「… え…?」
涙目に 紫優くんを 見上げる。
璃音くんの 言う事は 本当…?
紫優くんは 私に 同情する様な
心を痛めた 顔をするのに
何故か 頬を 赤らめる。
「詩史… 勘違いしてると 思うけど
愛茉のアレは 恋愛感情じゃ ないからね?」
「え…?」
紫優くんの 言葉に 混乱する。
「そ… そんな訳ないでしょ…
『私の 好きな人…』って 言っていたし
『私の 紫優…』って。」
「うん。
ソレ 愛茉なりの 家族愛だから。」
紫優くんの 言葉が 理解出来なくて…
目を パチクリ させる。
「は… ?」
「愛茉が 勝手に
俺の為に、って 周りの 女子を
追い払って いただけなんだ。
別に 頼んでも いないのに…。
詩史の事は ばあちゃんと同じで
俺の事を心配して 遠避けようとして
強行に 出たみたい…。」
申し訳無さそうに 説明する紫優くん。
何だか 複雑な気分だ。
愛茉ちゃんは 正しい事を していたのかも
しれない。
「教えてあげて なかったの? 性格 悪〜!
詩史先輩 手に入れるのに
愛茉を 利用してたの、紫優の方じゃん!
先輩♡ 紫優なんかやめて 僕にしません?」
ニコッと 微笑んでくる璃音くんに 警戒して…
私は ふるふると 頭を振って
慌てて 紫優くんの胸に 顔を隠した。
「えー! めっちゃ 紫優に 懐いてる?!
可愛い〜♡ いーなぁ♡♡♡
僕も 詩史先輩 抱きしめてみたい〜♡」
「はあ?! 猫じゃないんだから…
誰が 触らせるか💢
それに 詩史だって 嫌だろ!
彼氏でもないヤツに…」
「詩史先輩♡ 紫優の腕の中 ばかりに 居ないで
お外に 出てきて?
僕と 一緒に 一条本の話を しましょう?」
紫優くんを無視して 璃音くんが 私に
話し掛けてくる。
その声が とっても優しい…。
俺が 絶対に 離さない!」
紫優くんの言葉に 頷きながら
紫優くんに しがみつく。
怖い…!
「ほら… 璃音のセイで 詩史が怯えてる!」
「愛茉に 相当 痛めつけられちゃったんですね。 可哀想に…!」
怯える私の頭の上で 2人が 会話する。
「倉田先輩… 大丈夫ですよ?
愛茉は もう 先輩には 手を出して来ません。
紫優と 叔父さんに
きっちり 怒られましたからね。」
「… え…?」
涙目に 紫優くんを 見上げる。
璃音くんの 言う事は 本当…?
紫優くんは 私に 同情する様な
心を痛めた 顔をするのに
何故か 頬を 赤らめる。
「詩史… 勘違いしてると 思うけど
愛茉のアレは 恋愛感情じゃ ないからね?」
「え…?」
紫優くんの 言葉に 混乱する。
「そ… そんな訳ないでしょ…
『私の 好きな人…』って 言っていたし
『私の 紫優…』って。」
「うん。
ソレ 愛茉なりの 家族愛だから。」
紫優くんの 言葉が 理解出来なくて…
目を パチクリ させる。
「は… ?」
「愛茉が 勝手に
俺の為に、って 周りの 女子を
追い払って いただけなんだ。
別に 頼んでも いないのに…。
詩史の事は ばあちゃんと同じで
俺の事を心配して 遠避けようとして
強行に 出たみたい…。」
申し訳無さそうに 説明する紫優くん。
何だか 複雑な気分だ。
愛茉ちゃんは 正しい事を していたのかも
しれない。
「教えてあげて なかったの? 性格 悪〜!
詩史先輩 手に入れるのに
愛茉を 利用してたの、紫優の方じゃん!
先輩♡ 紫優なんかやめて 僕にしません?」
ニコッと 微笑んでくる璃音くんに 警戒して…
私は ふるふると 頭を振って
慌てて 紫優くんの胸に 顔を隠した。
「えー! めっちゃ 紫優に 懐いてる?!
可愛い〜♡ いーなぁ♡♡♡
僕も 詩史先輩 抱きしめてみたい〜♡」
「はあ?! 猫じゃないんだから…
誰が 触らせるか💢
それに 詩史だって 嫌だろ!
彼氏でもないヤツに…」
「詩史先輩♡ 紫優の腕の中 ばかりに 居ないで
お外に 出てきて?
僕と 一緒に 一条本の話を しましょう?」
紫優くんを無視して 璃音くんが 私に
話し掛けてくる。
その声が とっても優しい…。