飼い猫 🐈⬛🐾
第57章 嵐
チラ…ッと 紫優くんの 腕の中から
璃音くんを 見る。
璃音くんは 目が合うと
また にっこりと 微笑んでくる。
瞳が 優しい…
愛茉ちゃんと 雰囲気が 正反対だ。
このコは 怖い子じゃ ないのかも…。
璃音くんの 屈託のない笑顔に
少し 警戒を緩め始める。
不意に 璃音くんの 手が伸びて…
チュッと キスされた。
私は 驚いて フリーズした。
「は… あああ?!!!!! 💢」
紫優くんの 絶叫が 館内中に 響く。
「ちょ… 紫優くん !!! 静かに…」
キスされた事よりも 紫優くんの絶叫に 驚いた。
「いやー♡ 撫でたかったんだけど
もしかして キス出来るかな?って…」
「ふざけるなよ💢 璃音〜〜〜!!!!!」
「ごめんってば☆ 先輩が 可愛くて つい…♡」
「つい…♡ で済むかぁ〜〜!!!!! 💢」
「し… 紫優くん 帰ろう!」
凄い剣幕で 璃音くんに 掴み掛ろうとする
紫優くんの胸を押さえて…
学習室から 足早に 離れる。
「詩史先輩♡ また♡」
階段を降りる間際
璃音くんの声が聞こえて…
振り返ると
璃音くんは にこやかに 手を降っていた。
「あいつ… 璃音… コロス…!」
図書館を出て すぐの所で
紫優くんは 私の顎を掬って
ハンカチで 一生懸命に 私の唇を 拭う。
「紫優くん… 痛いよ…」
私の言葉に 紫優くんが ハッとする。
「ご ごめん 詩史…」
紫優くんは 私の唇を 癒やす様に
角度を変えて 何度も キスをする。
私は そのキスを 手で制して
素っ気なく 歩き出した。
「…怒ってる?」
無言で歩く 私に 紫優くんが 声を掛けてくる。
「… わからない。」
そう 答える事が やっとだった。
わからない…。
突然 告げられた 愛茉ちゃんの 家族愛。
璃音くんの 登場。
混乱する…。
「愛茉ちゃんは…
紫優くんを 守っていたんだね。」
「そうらしいね。 頼んでないのに。」
つーんと 素っ気ない 紫優くん。
何だか 愛茉ちゃんが 可哀想に 思えてきた。
「まさか 璃音が
詩史に 接近してくるなんて…。
超 予想外!
アイツは 人に 心を開くタイプじゃないのに!」
「え… そうなの?」
紫優くんの言葉に 驚く。
すごく 人懐っこく 感じたけど…?
璃音くんを 見る。
璃音くんは 目が合うと
また にっこりと 微笑んでくる。
瞳が 優しい…
愛茉ちゃんと 雰囲気が 正反対だ。
このコは 怖い子じゃ ないのかも…。
璃音くんの 屈託のない笑顔に
少し 警戒を緩め始める。
不意に 璃音くんの 手が伸びて…
チュッと キスされた。
私は 驚いて フリーズした。
「は… あああ?!!!!! 💢」
紫優くんの 絶叫が 館内中に 響く。
「ちょ… 紫優くん !!! 静かに…」
キスされた事よりも 紫優くんの絶叫に 驚いた。
「いやー♡ 撫でたかったんだけど
もしかして キス出来るかな?って…」
「ふざけるなよ💢 璃音〜〜〜!!!!!」
「ごめんってば☆ 先輩が 可愛くて つい…♡」
「つい…♡ で済むかぁ〜〜!!!!! 💢」
「し… 紫優くん 帰ろう!」
凄い剣幕で 璃音くんに 掴み掛ろうとする
紫優くんの胸を押さえて…
学習室から 足早に 離れる。
「詩史先輩♡ また♡」
階段を降りる間際
璃音くんの声が聞こえて…
振り返ると
璃音くんは にこやかに 手を降っていた。
「あいつ… 璃音… コロス…!」
図書館を出て すぐの所で
紫優くんは 私の顎を掬って
ハンカチで 一生懸命に 私の唇を 拭う。
「紫優くん… 痛いよ…」
私の言葉に 紫優くんが ハッとする。
「ご ごめん 詩史…」
紫優くんは 私の唇を 癒やす様に
角度を変えて 何度も キスをする。
私は そのキスを 手で制して
素っ気なく 歩き出した。
「…怒ってる?」
無言で歩く 私に 紫優くんが 声を掛けてくる。
「… わからない。」
そう 答える事が やっとだった。
わからない…。
突然 告げられた 愛茉ちゃんの 家族愛。
璃音くんの 登場。
混乱する…。
「愛茉ちゃんは…
紫優くんを 守っていたんだね。」
「そうらしいね。 頼んでないのに。」
つーんと 素っ気ない 紫優くん。
何だか 愛茉ちゃんが 可哀想に 思えてきた。
「まさか 璃音が
詩史に 接近してくるなんて…。
超 予想外!
アイツは 人に 心を開くタイプじゃないのに!」
「え… そうなの?」
紫優くんの言葉に 驚く。
すごく 人懐っこく 感じたけど…?