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飼い猫 🐈‍⬛🐾

第58章 春眠暁を覚えず

「…っ 邪魔 しないで…」

涙目になって やっとの 思いで 反抗する。

「ごめん ごめん!
勉強の邪魔をして 悪かった!」

そう言って 頭を撫でる 紫優くんに
私は 自分から 抱きついて 擦りついてしまう。


「しうくんが いると 勉強できない…!」

「そっか。 じゃあ 暫く 離れていようね?」

紫優くんの言葉に
頷くけど…

抱きついた この腕を
自分から 解くことが 出来ない。


「…詩史 どうしたの?」

紫優くんが 微笑する。

顔を見なくても わかる。

いつも通り… 頬を赤く染めて
ほくそ笑んでいるに 違いない。


「詩史… まだ 可愛がって 欲しいの?」


ぞく…っ

紫優くんの言葉が
私の心を 淫らな気持ちにさせる。


可愛がって 欲しい…


紫優くんが 抱きつく私の 両手を取って
しゃがみ込む。


「ふふ… そんな さみしげな顔をして♡
詩史が 満たされるまで 愛してあげようね?」


紫優くんの 優しい笑顔に きゅんとする。

ああ… 
飼い主様の笑顔は 悪魔の微笑み…
堕落させられる…


キスされると
身体中に 甘い 電流が 流れる。


私は 紫優くんの首に 抱きついて
舌を出して もっと… と 強請る。


朝 沢山 愛し合ったのに…


対面に 抱き合いながら
私達は また 1つになった。

「しぅ… こんなの… だめ だよぉ… 」

紫優くんのモノを
ナカのカベに 擦り付けて…
感嘆の溜息を こぼしながら
優等生の私が ブレーキを掛ける。


「もう♡ 詩史は 不器用だなぁ♡
今は 沢山甘えたら 良いのに♡
満たされたら ちゃんと
詩史は 優等生に 戻れるよ。」


そう… かな…?

紫優くんの言葉に 簡単に 流される。


「んんっ…」

紫優くんの舌を 喰んで
腰を 踊らせ続ける。


「きも…ち ぃ♡ きもちぃ よぉ… っ♡」

「気持ちがいいね♡ 詩史♡」

「はぁ… しぅ… しうくぅん… し…ぅ…♡」

「ふふ♡ なぁに? そんなに 俺が好き?」

「…す き… しぅ…」


下のお口と 上のお口…
蕩けちゃう…♡


微睡んでいると…
後ろの 小さな穴を 紫優くんの指が 撫でる。


「! あ だめ…」


嫌がる前に…
紫優くんの指が 簡単に 小さな穴に
入って来た。


「や… ああああ!」

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