飼い猫 🐈⬛🐾
第61章 嫉妬に 狂う
「璃音くん! 待って!」
璃音くんに 追い着いて 袖を掴んだ。
「先輩?!
… 紫優 置いて来ちゃったんですか?」
振り向いた 璃音くんは 今度は 驚いた顔を
見せてきた。
「うん。 だって 璃音くんと 話したかった
から…」
私の言葉に
璃音くんは え…? っと 小さく言って
顔を 俯かせた。
「こんな僕と 喋りたいだなんて…
先輩は 変わってますね…。」
「え? そんな事…」
無いと思うけど… と 思いながら
俯く 璃音くんの耳が 赤くなっているのに
気がついた。
っ…! 照れてる…!?!
やだ… かわいい… ♡
この前 会った時から 思っていたけど…
璃音くんは すごく 純粋!
素直で 礼儀正しくて すごくかわいい男子だ。
だから 益々 疑問に思う。
「さっきの続き 聞かせて?
どうして そんな眼鏡を…?
すごく 綺麗な 顔立ちなのに
勿体ない…!」
眉毛を下げて 顔を真っ赤にする
璃音くんの 瞳を覗いて 不思議に思う。
「…っ 僕は… 静かに 生きたいんですよ。
それなのに… 愛茉の弟って事で 注目されるし、
陰キャなのに この見た目に 期待して
勝手に ガッカリするヤツがいる。
面倒臭いんです!」
璃音くんの説明は すごく 納得できた。
「…そっか。 確かに
見た目だけで キャーキャー言う人、
いるよね…。」
言いながら…
紫優くんの 一部の 困ったファン達を 思い出す。
でも…
「でも… 何だか 勿体ないなー…。
璃音くん いいコなのに…
授業以外は ほとんど 教室に 居ないでしょ?」
「え… 何で そんな事 知ってるんですか…」
璃音くんの戸惑いは 手に取る様に 見て取れた。
安心させたくて 笑いかけて みる。
「会いたかったから 何回か 教室を覗いたの。」
璃音くんの瞳が 揺らいでる…
紫優くんの目を 盗んで
何回か 教室を 確認した。
そうしたら クラスメイトが…
『橋岡くんは いつも 居ないですよ?』って
教えてくれた。
『愛茉さんの弟と 思えないくらい
静かで 存在感 薄くて…
親しい人なんて 居たかなぁ…?
誰も 気に留めてないと 思いますよ?
本人も ソレを 望んでそうですし…』
話を聞いて 衝撃だった。
どこに居るのか と訊ねても
誰も 知らなかった。
璃音くんに 追い着いて 袖を掴んだ。
「先輩?!
… 紫優 置いて来ちゃったんですか?」
振り向いた 璃音くんは 今度は 驚いた顔を
見せてきた。
「うん。 だって 璃音くんと 話したかった
から…」
私の言葉に
璃音くんは え…? っと 小さく言って
顔を 俯かせた。
「こんな僕と 喋りたいだなんて…
先輩は 変わってますね…。」
「え? そんな事…」
無いと思うけど… と 思いながら
俯く 璃音くんの耳が 赤くなっているのに
気がついた。
っ…! 照れてる…!?!
やだ… かわいい… ♡
この前 会った時から 思っていたけど…
璃音くんは すごく 純粋!
素直で 礼儀正しくて すごくかわいい男子だ。
だから 益々 疑問に思う。
「さっきの続き 聞かせて?
どうして そんな眼鏡を…?
すごく 綺麗な 顔立ちなのに
勿体ない…!」
眉毛を下げて 顔を真っ赤にする
璃音くんの 瞳を覗いて 不思議に思う。
「…っ 僕は… 静かに 生きたいんですよ。
それなのに… 愛茉の弟って事で 注目されるし、
陰キャなのに この見た目に 期待して
勝手に ガッカリするヤツがいる。
面倒臭いんです!」
璃音くんの説明は すごく 納得できた。
「…そっか。 確かに
見た目だけで キャーキャー言う人、
いるよね…。」
言いながら…
紫優くんの 一部の 困ったファン達を 思い出す。
でも…
「でも… 何だか 勿体ないなー…。
璃音くん いいコなのに…
授業以外は ほとんど 教室に 居ないでしょ?」
「え… 何で そんな事 知ってるんですか…」
璃音くんの戸惑いは 手に取る様に 見て取れた。
安心させたくて 笑いかけて みる。
「会いたかったから 何回か 教室を覗いたの。」
璃音くんの瞳が 揺らいでる…
紫優くんの目を 盗んで
何回か 教室を 確認した。
そうしたら クラスメイトが…
『橋岡くんは いつも 居ないですよ?』って
教えてくれた。
『愛茉さんの弟と 思えないくらい
静かで 存在感 薄くて…
親しい人なんて 居たかなぁ…?
誰も 気に留めてないと 思いますよ?
本人も ソレを 望んでそうですし…』
話を聞いて 衝撃だった。
どこに居るのか と訊ねても
誰も 知らなかった。