飼い猫 🐈⬛🐾
第63章 Birthday 1
6月3日。 この日は
私と 紫優くんの 誕生日だ。
小学校低学年まで 倉田家と 内海家 合同で
お誕生日会を していたけど、
私が 紫優くんを 嫌う様になってからは
お祝いする事は 無かった。
でも… 今年は 彼氏彼女に なった訳で…
今更で 何だか 恥ずかしいけど
ちゃんと お祝い しないと… だよね?
彼氏と 誕生日を過ごす となったら
やっぱり デート かな… ?
そんな事を 色々と 考えていると…
「今年の6月3日は
レストランで お誕生日会を しよう!」
スーツ姿 仕事帰りの 景斗さんが
倉田家に 突然来て、 興奮気味に 話した。
「えっ… スゲー ヤだ!」
ウチに 遊びに来ていた紫優くんは
景斗さんの希望を 秒で 却下した。
「何でぇ~!!!!!」
号泣する景斗さん。
紫優くんは とても 面倒臭そうに 話し出した。
「あのさ、 年頃なんだから 放っておいてよ。
そんなの 2人きりで 過ごしたいに
決まってるじゃん。」
「そんな事 言わないでよぉ~
やっと2人 仲良くなったんだから〜
合同で 誕生日会 しようよー(泣)」
余りにも 悲しむから…
段々 景斗さんが 可哀想に 思えて来る。
「景斗さん…」
話掛けようとすると
「詩史…!」
凄い圧を纏って
紫優くんが 私の言葉を 遮った。
「情を掛けちゃダメ!」
ピシャリと言われて
縮こまる。
「… でも…」
「詩史ちゃあああん!!!!!」
景斗さんが 抱きついてきて
紫優くんが とうとう キレた。
「コロす…!」
「まあまあ…」
お母さんが 紫優くんと 景斗さんに 割って入って 場を 鎮めた。
「親にとったら 子供の誕生日は いつまでも
特別なものよ?
無理にとは 言わないけど
景斗さんの気持ちも 少しは 聞いてあげて欲しいな…?」
やんわりと マイペースな お母さんの雰囲気に
紫優くんは すっかり 言葉を黙らせた。
不服を 無理矢理 飲み込んで…
項垂れる。
「…3時間以内にしてよ ?」
やっと 搾り出した 紫優くんの提案に
景斗さんは 小躍りして 喜んだ。
紫優くんは 最近 特に
ウチのお母さんの 言う事を 聞く気がする。
レストランと言うのは…
景斗さんの経営する お店の1つ。
今回は フランス料理らしい! 楽しみ♡♡
私と 紫優くんの 誕生日だ。
小学校低学年まで 倉田家と 内海家 合同で
お誕生日会を していたけど、
私が 紫優くんを 嫌う様になってからは
お祝いする事は 無かった。
でも… 今年は 彼氏彼女に なった訳で…
今更で 何だか 恥ずかしいけど
ちゃんと お祝い しないと… だよね?
彼氏と 誕生日を過ごす となったら
やっぱり デート かな… ?
そんな事を 色々と 考えていると…
「今年の6月3日は
レストランで お誕生日会を しよう!」
スーツ姿 仕事帰りの 景斗さんが
倉田家に 突然来て、 興奮気味に 話した。
「えっ… スゲー ヤだ!」
ウチに 遊びに来ていた紫優くんは
景斗さんの希望を 秒で 却下した。
「何でぇ~!!!!!」
号泣する景斗さん。
紫優くんは とても 面倒臭そうに 話し出した。
「あのさ、 年頃なんだから 放っておいてよ。
そんなの 2人きりで 過ごしたいに
決まってるじゃん。」
「そんな事 言わないでよぉ~
やっと2人 仲良くなったんだから〜
合同で 誕生日会 しようよー(泣)」
余りにも 悲しむから…
段々 景斗さんが 可哀想に 思えて来る。
「景斗さん…」
話掛けようとすると
「詩史…!」
凄い圧を纏って
紫優くんが 私の言葉を 遮った。
「情を掛けちゃダメ!」
ピシャリと言われて
縮こまる。
「… でも…」
「詩史ちゃあああん!!!!!」
景斗さんが 抱きついてきて
紫優くんが とうとう キレた。
「コロす…!」
「まあまあ…」
お母さんが 紫優くんと 景斗さんに 割って入って 場を 鎮めた。
「親にとったら 子供の誕生日は いつまでも
特別なものよ?
無理にとは 言わないけど
景斗さんの気持ちも 少しは 聞いてあげて欲しいな…?」
やんわりと マイペースな お母さんの雰囲気に
紫優くんは すっかり 言葉を黙らせた。
不服を 無理矢理 飲み込んで…
項垂れる。
「…3時間以内にしてよ ?」
やっと 搾り出した 紫優くんの提案に
景斗さんは 小躍りして 喜んだ。
紫優くんは 最近 特に
ウチのお母さんの 言う事を 聞く気がする。
レストランと言うのは…
景斗さんの経営する お店の1つ。
今回は フランス料理らしい! 楽しみ♡♡