飼い猫 🐈⬛🐾
第63章 Birthday 1
璃音くんが ぎょっとした。
え? 泣いてるの?! と私も 驚く。
「…っ 他は 何でもあげる…。
でも… 詩史だけは ムリ…ッ!」
紫優くんの喚きに
『子供みたい…!』と 璃音くんと私は
言葉なく 呆れた顔を 見合わせた。
「…本当に 困っちゃうなぁ…」
場を 和ませたかったけど 苦笑いしか出来ない。
「…始めから
紫優から 先輩を 取りたい訳じゃないのに…。
まぁ いいや☆ 先輩 また今度♪
ゆっくり話そうね♪」
璃音くんは プレゼントだけ 手渡してくれて
帰って行った。
…入浴剤… !
何か… 女子っぽい…(笑)
「紫優くん。 ウジウジしてても 仕方ないから
出かけよう?」
そうして 私達は 一駅離れた ボーリング場に
やってきた。
でも 思ったより混んでて レーンが いっぱい。
仕方なく フロアーを変えて ゲームセンターで
遊ぶ事にする。
「ふわぁぁ♡ あの ぬいぐるみ 可愛い♡♡」
抱き心地良さそうな ペンギンのぬいぐるみを
ガラス越しに 切望する。
「ん? あれ 欲しいの?」
紫優くんが すかさず UFOキャッチャーに挑む
けど… そんなに簡単に 取れる筈もない。
「紫優くん! こんな所で 散財しちゃダメ!」
止めに入った 十何回め…?
ポトン と 入口に ぬいぐるみが 落ちてきた。
「えええええ?!」
絶対に取れないと 思ったのに…!
「はい♡ 詩史♡」
紫優くんに ぬいぐるみを 手渡されて…
思わず抱きついて 頬ずりする。
「ありがとぅ~♡♡♡」
私の満面の笑みに 紫優くんも 満足そうに
微笑んだ。
「どういたしまして♪」
お外なのに…
頭を撫でられて 照れる。
それから バッティングをして、卓球をして、
ダーツをして… 遊び倒した。
「あはははは! やっぱり 体を動かすのは
楽しいね!」
「うん… 詩史が 喜んでくれる事が 1番
嬉しいよ。」
「くそー! ダーツは勝てなかったな…!」
「卓球は 詩史が勝ったじゃない。」
「でも バッティングは…」
バッティング姿の 紫優くんを 思い出したら…
「か…」
かああああっ 顔が 赤くなった。
「か…?」
紫優くんに 顔を覗き込まれて…
観念する。
「…っ カッコよかった…」
「え…」
お互いに 顔が 赤くなった。
え? 泣いてるの?! と私も 驚く。
「…っ 他は 何でもあげる…。
でも… 詩史だけは ムリ…ッ!」
紫優くんの喚きに
『子供みたい…!』と 璃音くんと私は
言葉なく 呆れた顔を 見合わせた。
「…本当に 困っちゃうなぁ…」
場を 和ませたかったけど 苦笑いしか出来ない。
「…始めから
紫優から 先輩を 取りたい訳じゃないのに…。
まぁ いいや☆ 先輩 また今度♪
ゆっくり話そうね♪」
璃音くんは プレゼントだけ 手渡してくれて
帰って行った。
…入浴剤… !
何か… 女子っぽい…(笑)
「紫優くん。 ウジウジしてても 仕方ないから
出かけよう?」
そうして 私達は 一駅離れた ボーリング場に
やってきた。
でも 思ったより混んでて レーンが いっぱい。
仕方なく フロアーを変えて ゲームセンターで
遊ぶ事にする。
「ふわぁぁ♡ あの ぬいぐるみ 可愛い♡♡」
抱き心地良さそうな ペンギンのぬいぐるみを
ガラス越しに 切望する。
「ん? あれ 欲しいの?」
紫優くんが すかさず UFOキャッチャーに挑む
けど… そんなに簡単に 取れる筈もない。
「紫優くん! こんな所で 散財しちゃダメ!」
止めに入った 十何回め…?
ポトン と 入口に ぬいぐるみが 落ちてきた。
「えええええ?!」
絶対に取れないと 思ったのに…!
「はい♡ 詩史♡」
紫優くんに ぬいぐるみを 手渡されて…
思わず抱きついて 頬ずりする。
「ありがとぅ~♡♡♡」
私の満面の笑みに 紫優くんも 満足そうに
微笑んだ。
「どういたしまして♪」
お外なのに…
頭を撫でられて 照れる。
それから バッティングをして、卓球をして、
ダーツをして… 遊び倒した。
「あはははは! やっぱり 体を動かすのは
楽しいね!」
「うん… 詩史が 喜んでくれる事が 1番
嬉しいよ。」
「くそー! ダーツは勝てなかったな…!」
「卓球は 詩史が勝ったじゃない。」
「でも バッティングは…」
バッティング姿の 紫優くんを 思い出したら…
「か…」
かああああっ 顔が 赤くなった。
「か…?」
紫優くんに 顔を覗き込まれて…
観念する。
「…っ カッコよかった…」
「え…」
お互いに 顔が 赤くなった。