飼い猫 🐈⬛🐾
第65章 Birthday 3
親達は ホテルのバーの 二次会へ
お兄ちゃんは 彼女の元へ
そんな 解散の流れが 漂う頃…
「約束通り 3時間は 居たからね!
俺達は 帰るよ!」
急な 紫優くんの行動に 驚く両親ズ。
私は そんな 両親ズを 横目に
紫優くんに 手を引かれて
あっと言う間に タクシーの中へ 連れ込まれた。
まるで 駆け落ちでも するみたい。
ぎゅっと 手を繋いで
もう 誰からも 引き剥がされまい と
身を固くして 寄り添って 座った。
少しでも 動いてしまうと
相手を欲する 熱に呑まれて
暴走して しまいそうな 自分が 怖かった。
それは きっと 紫優くんも 同じで…
私達は
タクシーの中で 何も 喋らなかった。
ただただ 早く お家に着いて 欲しいと
手を繋いで 願った。
家に 着くと 紫優くんに 導かれるまま
内海家の玄関を 抜けて
一気に 紫優くんの部屋まで 移動した。
待ち侘びた瞬間に 堪らずに 紫優くんの背中に
声を掛けると…
紫優くんは 振り返って ぎゅっと 私を
抱きしめた。
あぁ… 紫優くんの 腕の中だ…
力強い この腕も 温もりも
身を 預けやすい 紫優くんの 胸板も
トクトクと聞こえる 紫優くんの鼓動も
愛する 飼い主様に 抱かれているのだと
感じる。
紫優くんが 好んでつける 仄かな香水が
いつも通りに 私を 酔わせ
感性を 鈍らせる。
全てが どうでも 良く感じて
紫優くんの 温もりだけが 無性に
欲しくなる。
「詩史… 可愛いよ…
詩史が 綺麗過ぎるから
意地悪しないと 見ていられなくて…
ごめんね?」
紫優くんは さっきのレストランでの事を
謝罪しているらしい。
意地悪しないと 見ていられない… とか
不器用な 小学生男子かよ…! と
普段の私なら 突っ込む所 だろうけれど…
今は もう そんな事は どうでも いい…
紫優くんの 首に 腕を回して
紫優くんの唇を 食む。
んん… 柔らかい… !
舌を 突き出して
紫優くんの 舌を 撫でて 甘える。
「う… ん…」
紫優くんの舌が 動いて 私の愛撫に 応える様に 絡め取る。
「んん…!」
全身が 熱くなる。
紫優くんに 全てを 持っていかれちゃう…!
お兄ちゃんは 彼女の元へ
そんな 解散の流れが 漂う頃…
「約束通り 3時間は 居たからね!
俺達は 帰るよ!」
急な 紫優くんの行動に 驚く両親ズ。
私は そんな 両親ズを 横目に
紫優くんに 手を引かれて
あっと言う間に タクシーの中へ 連れ込まれた。
まるで 駆け落ちでも するみたい。
ぎゅっと 手を繋いで
もう 誰からも 引き剥がされまい と
身を固くして 寄り添って 座った。
少しでも 動いてしまうと
相手を欲する 熱に呑まれて
暴走して しまいそうな 自分が 怖かった。
それは きっと 紫優くんも 同じで…
私達は
タクシーの中で 何も 喋らなかった。
ただただ 早く お家に着いて 欲しいと
手を繋いで 願った。
家に 着くと 紫優くんに 導かれるまま
内海家の玄関を 抜けて
一気に 紫優くんの部屋まで 移動した。
待ち侘びた瞬間に 堪らずに 紫優くんの背中に
声を掛けると…
紫優くんは 振り返って ぎゅっと 私を
抱きしめた。
あぁ… 紫優くんの 腕の中だ…
力強い この腕も 温もりも
身を 預けやすい 紫優くんの 胸板も
トクトクと聞こえる 紫優くんの鼓動も
愛する 飼い主様に 抱かれているのだと
感じる。
紫優くんが 好んでつける 仄かな香水が
いつも通りに 私を 酔わせ
感性を 鈍らせる。
全てが どうでも 良く感じて
紫優くんの 温もりだけが 無性に
欲しくなる。
「詩史… 可愛いよ…
詩史が 綺麗過ぎるから
意地悪しないと 見ていられなくて…
ごめんね?」
紫優くんは さっきのレストランでの事を
謝罪しているらしい。
意地悪しないと 見ていられない… とか
不器用な 小学生男子かよ…! と
普段の私なら 突っ込む所 だろうけれど…
今は もう そんな事は どうでも いい…
紫優くんの 首に 腕を回して
紫優くんの唇を 食む。
んん… 柔らかい… !
舌を 突き出して
紫優くんの 舌を 撫でて 甘える。
「う… ん…」
紫優くんの舌が 動いて 私の愛撫に 応える様に 絡め取る。
「んん…!」
全身が 熱くなる。
紫優くんに 全てを 持っていかれちゃう…!