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飼い猫 🐈‍⬛🐾

第65章 Birthday 3

私も負けじと 紫優くんの舌に 擦りついて
紫優くんを 求める。


もう…
何分 こうして いるのだろう…?

抱き合ったまま
もっと 深く繋がりたいと
お互いに 舌を絡め続けた。


途中… ふわっと 身体が浮いて…
ベッドに 押し倒されても
ディープキスは 続く。

「詩史… ドレス 壊しちゃうといけないから
脱いで?」

紫優くんの言葉に 頷いて…
手を引かれて 起き上がる。


ドレスを 脱ぐと
ホワイトデーに 紫優くんから プレゼントされた 白い上下の 下着を 晒した。

「… 今日は この下着 だったんだね♡」

紫優くんが 嬉しそうに 笑って
私に 近づいた。

「やっぱり 似合うね♡ とても可愛い…!
でも… 飾りは 要らないな…」

紫優くんの 手が動いて
急に 胸元が緩んだ。

ショーツにも 手が伸びて
サイドの紐が 解かれると
ハラ…っと ショーツが 緩む。

そのまま 引っ張られて
ブラジャーと ショーツは 私から 離れて
あっと言う間に 紫優くんの 手の中に
収まった。

「今日は 誕生日だから…
詩史の 生まれたままの姿 を 見ていたい…」


紫優くんが 私の両手を それぞれに握って
組み敷く。


覆うものが 何も無くて
全裸を 紫優くんに 曝しているのに
不思議と 私は 恥ずかしいと 感じない。

まるで 何かの 品評会みたいに
じっくり 私の身体を 観察する紫優くんを
私は ぼーっと 眺めていた。


「詩史は 本当に 綺麗だね。
今から この身体に 触れられるのかと 思うと…」

言葉が 途切れて…
紫優くんが ゴクッと 喉を鳴らした。

それから 
突然 自分の 親指の付け根を 噛んだ。

ぎり…っと 肉を 噛む音がして
ハッと する。


「紫優くん…?!」

慌てて 声を かけた。


「ああ… ごめん。
どこから どう触れようかと 考えていたら
感情が 昂ぶるものだから
落ち着かせたくて…」

歯型のついた その手を
舌を出して 舐める。


紫優くんの その仕草が
とっても エロくて…

恥ずかしくて 見ていられなくて
顔を背けて 目を瞑った。


どうしよう… すごい色気!


「どうしたの? 詩史…」

紫優くんが 私の耳に 唇を寄せて
吐息混じりに 質問する。


ああ…
絶対に ワザとだ…!

くらくら する…

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