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飼い猫 🐈‍⬛🐾

第65章 Birthday 3

ぬる…っと
紫優くんの 舌が  耳を 撫でる。

「…っ!」

ビクッ と 反応して
口の端から 唾液が 勝手に 流れた。


「はぁ…」

耳に聞こえる 紫優くんの吐息…

耳を 唇で 食まれて 
潤んだ 柔らかな舌で 撫でられて…
厭らしい 水音が 頭の中に 広がる。

「…っあ!」

堪らずに 声を 上げた。


「詩史は 本当に 舐められる のが
大好きだね…」

紫優くんの声が 耳から 頭に 響く。

私は 口元に 手を寄せ
小さく 啼きながら

グルーミング(毛繕い)と言わかなった
紫優くんの 言葉遣いを 拾う。


今日は 誕生日。
飼い主の猫可愛がり と 悦がる猫 という
主従関係の様な 愛し方ではなくて…

普通に…  愛し合う 男女として
身体を 重ねたい…

とても 紫優くんらしい 紫優くんの願いだ。


こういう…
紫優くんの 意図が わかっちゃうのは
幼馴染 故 なのかな…?


「… 紫優くんも 脱いで?」

手を伸ばして 服越しに 紫優くんのモノに
触れる。

猫の私なら 飼い主様に こんな事は 言わない。


「…っ !」

紫優くんは 眉毛を下げて 頬を 赤くした。

正解… だね。


紫優くんが 自身の身体を覆う
全てのものを 取り払って…
生まれた時の あるがままの姿に なって
私に 抱きついた。

顔を 真っ赤にして…
私に 擦りついてくる。

「紫優くんも いっぱい 甘えてね…?」

私の言葉に 紫優くんは 複雑な顔をする。


そんな 顔をしても
甘えたいって バレてるよ?


紫優くんの指が 下のお口を 撫で始めた。


「…気持ちぃ… 紫優くん…」

「うん… ナカ とろとろ だもんね…」

紫優くんの指が 私の蜜を 纏いながら
混ぜる様に 動かして
私を 溶かす。

胸の頂きに 紫優くんの舌を 感じて…

思わず 身体を 跳ねさせた。


「あ… ん しぅ… っ!」

甘ったるい 自分の声。
前は 端ない気がして 嫌いだった。

でも 今は…
紫優くんが 喜んでくれるから
甘ったるい声を 心置きなく 奏でる。


紫優くんにも 気持ち良くなって欲しい… と
紫優くんのモノに 手を伸ばすと
紫優くんが体勢を変えて 私の口元に 自身のモノを 差し出してきた。

口を開けて 紫優くんのモノを 口内に迎えると

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