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飼い猫 🐈‍⬛🐾

第65章 Birthday 3

「ヤバ… 素直…! 天然怖い…」

「? 何 言ってるの?」


口元を押さえて 項垂れる紫優くんに
訳が分からない… と 頭を傾げた。


「そんなに 気持ちが 良かった?」

頬を 撫でて
ニコッと 微笑む 紫優くんに
私は めろめろ だった。

「うん… とっても。
紫優くんに 触られるの 大好き…
全部 全部
紫優くんから 教わったコト だよ…」

私の言葉に
紫優くんは 頬を染めて 目を 細めた。

「そうだね。
全部 詩史に 教え込んだよ。」


紫優くんの 掌や 指…
唇に 舌 が 私の身体を 喜ばせる。

私は すっかり とろとろで…

「しうくん の… ほしい よ…」

懇願する。


「わかった 1つに なろうね…」

そう言って ゴムを 着けようとする
紫優くんの背中に 抱きついた。


「しぅ… その…
もぅ 着けなくて 大丈夫…」

私の言葉に
ピクッと 紫優くんの手が 止まった。

「生理のコントロールで ピル 飲んでて…
だから…
着けないで?」

背中から 手を伸ばして
紫優くんのモノに 触れる。

固くて 暖かくて…
大きくて 立派な 紫優くんに触れていると

子宮が 疼く。


「直に 触れて…?
ナカに 全部 出して 欲しい…
全部 紫優くんの モノにして…?」


こんな事 言って
「ばか!」
と 怒られる かもしれない…

でも ずっと 考えてた。
紫優くんの シタイ事を
出来る事なら 全部 叶えたい。

紫優くんを あしらってきた 罪悪感を
ソレで 払拭出来るとは 思わないけど…

少しでも
紫優くんに 寄り添いたいし

何より
私が 紫優くんを 欲してる。

私は… 婚約者に 怯えてる。



長い 沈黙の後…

「…いいの?」

紫優くんが 慎重に 聞いてくる。

私の目を見て 私の気持ちに
少しでも 揺らぎがないのか 確認して くる。


「うん。 安全日だし…」

「…っ
大好きな子に そんな お願いされたら
シタイに 決まってるじゃん…。
理性が 飛んじゃうよ…!」

私の肩に 手を掛けて 項垂れた。


「詩史のナカまで 全部…
俺のモノで 満たしたいに 決まってるじゃん…!」

それから 力強く 抱きしめられる。

まるで 理性と 戦っている様だ。

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