飼い猫 🐈⬛🐾
第67章 熱視線
ぼーーーっ
最近の私は オカシイ。
何でか 気がつくと
紫優くんを 目で 追ってる。
「詩史…」
突然 紫優くんに 呼ばれて…
ハッとする。
「あ… えっと… ?」
ここは 教室。
学校では あまり 話し掛けないで…と
お願いしている筈なのに…
性懲りも無く 話し掛けてきた事に
腹が立つ。
「な… 何で 話し掛けてくるのよ!
ウザ…ッ!」
私は慌てて… 辛辣な言葉で
紫優くんを 不必要に 傷付けようとする。
紫優くんは そんな 私の内情を 見透かす様に
微笑む。
ドキ…ッ
紫優くんの笑顔に ドキドキする私に
紫優くんが 顔を 近づけた。
「ちょっと いい?」
そう言って 私の手を取る 紫優くんに
益々 ドキドキして…
「ちょ…! 触らないでよ!」
紫優くんの手を 振り払おうと
抵抗する。
「ふぅん…? 言う事聞かないと
皆の前で お姫様抱っこ しちゃおうかな?」
ピタッ…!
動きが 止まる。
ぜっっっっっったいに 嫌だ !!!!!!!!!!
何で いつも こんなに 強引なんだ…!
上目遣いに 睨むと
紫優くんは 益々 おかしそうに 笑い出した。
「ふふ… いいから おいで?
悪い様には しないから…」
どこまでも 甘い笑顔を 私に 向けてくるから…
抵抗 出来なくて…
仕方がなく 紫優くんに 連れ出された。
階段の踊り場の 姿見に 差し掛かると…
「詩史… 自分の顔を 見てご覧?」
そう 言われて… 一瞬 姿見を見た。
ドキッ…!
顔を 真っ赤にした 私が 一瞬見えた。
紫優くんは ずんずん 階段を 登っていく。
「詩史… 自覚ないでしょ?
ずっと 甘えたそうな顔で 俺を 見てるよ?」
紫優くんの言葉に…
かああああ… っと 益々 顔が 赤くなった。
そんな…
使われていない 立入禁止の 屋上の入口まで
着くと…
紫優くんが 振り返った。
「俺に 触れて 欲しそうな…
物欲しげな 甘えた 視線だね…」
にっこりと 指摘されて…
恥ずかしくて 何も 言えなかった。
「嬉しいけど 他のヤツらにも
見られちゃうから…」
紫優くんの手が 私の肩を 引き寄せて
私は すっぽり 紫優くんの 腕の中に 収まった。
ドキ ドキ ドキ…
最近の私は オカシイ。
何でか 気がつくと
紫優くんを 目で 追ってる。
「詩史…」
突然 紫優くんに 呼ばれて…
ハッとする。
「あ… えっと… ?」
ここは 教室。
学校では あまり 話し掛けないで…と
お願いしている筈なのに…
性懲りも無く 話し掛けてきた事に
腹が立つ。
「な… 何で 話し掛けてくるのよ!
ウザ…ッ!」
私は慌てて… 辛辣な言葉で
紫優くんを 不必要に 傷付けようとする。
紫優くんは そんな 私の内情を 見透かす様に
微笑む。
ドキ…ッ
紫優くんの笑顔に ドキドキする私に
紫優くんが 顔を 近づけた。
「ちょっと いい?」
そう言って 私の手を取る 紫優くんに
益々 ドキドキして…
「ちょ…! 触らないでよ!」
紫優くんの手を 振り払おうと
抵抗する。
「ふぅん…? 言う事聞かないと
皆の前で お姫様抱っこ しちゃおうかな?」
ピタッ…!
動きが 止まる。
ぜっっっっっったいに 嫌だ !!!!!!!!!!
何で いつも こんなに 強引なんだ…!
上目遣いに 睨むと
紫優くんは 益々 おかしそうに 笑い出した。
「ふふ… いいから おいで?
悪い様には しないから…」
どこまでも 甘い笑顔を 私に 向けてくるから…
抵抗 出来なくて…
仕方がなく 紫優くんに 連れ出された。
階段の踊り場の 姿見に 差し掛かると…
「詩史… 自分の顔を 見てご覧?」
そう 言われて… 一瞬 姿見を見た。
ドキッ…!
顔を 真っ赤にした 私が 一瞬見えた。
紫優くんは ずんずん 階段を 登っていく。
「詩史… 自覚ないでしょ?
ずっと 甘えたそうな顔で 俺を 見てるよ?」
紫優くんの言葉に…
かああああ… っと 益々 顔が 赤くなった。
そんな…
使われていない 立入禁止の 屋上の入口まで
着くと…
紫優くんが 振り返った。
「俺に 触れて 欲しそうな…
物欲しげな 甘えた 視線だね…」
にっこりと 指摘されて…
恥ずかしくて 何も 言えなかった。
「嬉しいけど 他のヤツらにも
見られちゃうから…」
紫優くんの手が 私の肩を 引き寄せて
私は すっぽり 紫優くんの 腕の中に 収まった。
ドキ ドキ ドキ…