飼い猫 🐈⬛🐾
第68章 可愛い系男子
「昨日 発売記念イベントがあって、
都内まで 行っちゃいました♡
写真も 撮らせて 貰ったんですよ? ほらー!」
そう言って スマホを 見せてくれる 璃音くん。
一条総司と 笑顔の ツーショットだった。
「うわぁ…! すごーい!」
「でっしょ?
本当は 先輩にも 声掛けたかった んだけど
絶対 紫優が 許さないだろうなーって…
だから ごめんね?」
肩を窄めて 申し訳無さそうに話す 璃音くんに
好感度 爆上がりだった。
「ううん! 気に掛けてくれた だけでも
嬉しいよ!」
そこから 一条総司の 本の話になり、
色々な 話をした。
共通の趣味、 理解の共有が 楽しくて…
いつの間にか 時間も 紫優くんの事も
忘れていた。
「話は変わるけど 先輩。
紫優、 来月末に アメリカに 行くんでしょ?」
璃音くんの言葉に…
ドクンッ! と 胸が 変な 高鳴りをした。
水面に 1滴 墨が 垂れて 広がるみたいに…
私の心に すーっと 不安が 広がった。
「景斗さんも 一緒に 行くんだって?」
「…っ」
何も 言えなくなった。
どんなに 不安に 感じても…
私には どうする事も 出来ない。
紫優くんと 景斗さんが 「任せろ」と
言ってくれて いるのだから
私は その言葉を 信じるだけだ。
「先輩… 僕ね…」
言い掛けた 瞬間…
バターーン! と 大きな 音がして…
リビングの ドアが 派手に 開いた。
「…っ 璃音…! 💢 」
紫優くんが 青褪めて…
取り乱した様子で 入って来た。
「何で 2人で 居るんだ…! 詩史!」
問い詰める様な 強い口調で 名前を 呼ばれて…
思わず ビクッと 肩を 震わせた。
掴み掛かる様に 紫優くんの手が 伸びて来て…
怒られる! と 思わず 目を 瞑った。
でも
ふわ…っと 抱きしめられて…
紫優くんから 守る様に 璃音くんが
私を 抱きしめた。
「紫優! ちゃんと 話を 聞けよ!
先輩は 何も 悪くない。」
「璃音 お前っ… !!! 詩史を 離せ!」
「そんな 怖い顔の紫優に
先輩を 渡せる訳 ないだろ?」
バチバチ…! っと 2人の間で 火花が 散った。
でも それは 一瞬で…
都内まで 行っちゃいました♡
写真も 撮らせて 貰ったんですよ? ほらー!」
そう言って スマホを 見せてくれる 璃音くん。
一条総司と 笑顔の ツーショットだった。
「うわぁ…! すごーい!」
「でっしょ?
本当は 先輩にも 声掛けたかった んだけど
絶対 紫優が 許さないだろうなーって…
だから ごめんね?」
肩を窄めて 申し訳無さそうに話す 璃音くんに
好感度 爆上がりだった。
「ううん! 気に掛けてくれた だけでも
嬉しいよ!」
そこから 一条総司の 本の話になり、
色々な 話をした。
共通の趣味、 理解の共有が 楽しくて…
いつの間にか 時間も 紫優くんの事も
忘れていた。
「話は変わるけど 先輩。
紫優、 来月末に アメリカに 行くんでしょ?」
璃音くんの言葉に…
ドクンッ! と 胸が 変な 高鳴りをした。
水面に 1滴 墨が 垂れて 広がるみたいに…
私の心に すーっと 不安が 広がった。
「景斗さんも 一緒に 行くんだって?」
「…っ」
何も 言えなくなった。
どんなに 不安に 感じても…
私には どうする事も 出来ない。
紫優くんと 景斗さんが 「任せろ」と
言ってくれて いるのだから
私は その言葉を 信じるだけだ。
「先輩… 僕ね…」
言い掛けた 瞬間…
バターーン! と 大きな 音がして…
リビングの ドアが 派手に 開いた。
「…っ 璃音…! 💢 」
紫優くんが 青褪めて…
取り乱した様子で 入って来た。
「何で 2人で 居るんだ…! 詩史!」
問い詰める様な 強い口調で 名前を 呼ばれて…
思わず ビクッと 肩を 震わせた。
掴み掛かる様に 紫優くんの手が 伸びて来て…
怒られる! と 思わず 目を 瞑った。
でも
ふわ…っと 抱きしめられて…
紫優くんから 守る様に 璃音くんが
私を 抱きしめた。
「紫優! ちゃんと 話を 聞けよ!
先輩は 何も 悪くない。」
「璃音 お前っ… !!! 詩史を 離せ!」
「そんな 怖い顔の紫優に
先輩を 渡せる訳 ないだろ?」
バチバチ…! っと 2人の間で 火花が 散った。
でも それは 一瞬で…