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飼い猫 🐈‍⬛🐾

第68章 可愛い系男子 

それから いつまでも いつまでも…
紫優くんが 私の胸を 味わい続ける。

卑猥な水音だけが 静かな部屋に 響き渡った。

胸からの 甘い刺激を 逃がす様に
紫優くんの服を ぎゅっと掴んでは 離して…
腰を 揺らす。

「…っ っ ♡」

切ない… !


紫優くんは 私を 上目遣いに 見つめながら
頬を 赤く染めて
頂きを 何度も 擦りあげる。

頂きに 触れられる度に 甘い電流が
駆け巡って…

蕩けちゃう…

それに

甘えた様に 胸に 吸い付く 紫優くんが
とても可愛い…!


唾液に 濡れた ぐしょぐしよの胸を
紫優くんの指が 引き受けて
紫優くんの舌は 私の唇を 舐めに きた。

甘える様に 優しい瞳で 私を 見つめて
すりすりと 頰擦り してくる。


いつもの 紫優くんらしくないのは わかってる。

何の つもり?

どういう 計算?

紫優くんの行動を 分析したいのに
冷静に なれない。

だって…
可愛い過ぎるでしょ…! 

こんなに 甘えてくるなんて
紫優くんの キャラじゃ ない!

紫優くんは いつも 主導権を 握りたがる。
笑顔の裏には 常に 計算がある。
絶対に 何かを思って 演じている筈なのに…

私は まんまと
そんな紫優くんに 心を トキめかせている。


どうしよう…
紫優くんを 可愛く 感じちゃう…
胸が キュンキュンして…
身体が ジンジンする。


「詩史… 俺の事 好き?」

首を傾げて 聞いてくる。


「…っ 好 き だよ…」

すっかり ペースが 狂って
私は 耳まで 赤くなった。

「本当? 嬉しい…!」

可愛い 癒やし男子と 化した 紫優くんは
私の 母性を 擽りまくる。


ああ… 本当に
顔だけは 問答無用で カッコいい…
なのに…
何… その 可愛い 笑顔…!


胸が 高鳴って
どうしたらいいか わからなくて…

顔を 赤くしながら 紫優くんに 流され続けた。


「俺も… 詩史のことが 大好き…」

耳に 甘える様な 声。

いつもより 少し高くて…
1音1音 丁寧に 伝えてくる。

相変わらず
紫優くんは 声色を 武器にする…!

心地良くて くらくら してくる。


指を 絡めて…
すり…っと 私の指を 撫でる。

その行為だけでも 甘く 痺れる 気がした。

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