無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「しぅくん…　いじわる　しな　で…」


ショーツの中…
お尻の方まで　蜜が　垂れているのが　わかる。

それなのに…
与えて　貰えない…


「しぅ…　し　うくん…　」

「ふふ…　切ない　声　だね…
かわいい…♡」

突然…　ぎゅっと
蕾を　ショーツ越しに　摘まれて…

ビクッと　背中が　弓なりに　反応する。

「あ…」

とろとろと　また　蜜が　溢れる。

敏感に　研ぎ澄まされた　身体は
紫優くんが　触れる度に　反応した。


こんなの…　躾じゃない。

紫優くんの　鬱憤を　晴らすだけの
独り善がりの　触れ方だ。

こんなに　愛の無い扱いは　初めてで
大きな　ショックを　受けた。

それなのに…

もっと　ショックなのは
私の身体が　悦んでしまう事だ。

紫優くんに　何をされても　悦んでしまう…。

どんなに心で　怒っても　悲しんでも
飼い主様は　絶対的な存在なのだと　思い知る。

『どんな　状況でも
詩史は　俺に　逆らえない…』

この交わりは　ソレを　確かめる為に
行われている。


絶望するのに　啼き声をあげる私に
紫優くんは　満足そうに　目を　細めた。

寧ろ…

「しぅ…　欲しい　よぉ…！
なんで　くれないの？」

泣きじゃくって　渇望してしまう。

紫優くんが　欲しい　って
全身で　叫ぶ。

私の身体は　忌々しく　 調教されてしまった 。


「もう　他の男を　見ては　ダメだよ？」

頭を撫でられて　諭される。


「見ない…　要らない…
しうくん　以外…　欲しくない…
しうくん　だけ　だからぁ…」

狂って…
紫優くんだけを　求めて…
身体の渇望から　心まで　支配されて…

飼い主様が居ないと　生きていけないの…


「あぁ…　本当に…
コレだから　手放せないんだよね♡
詩史は　本当に　甘えん坊な猫ちゃんだね…♡」

飼い主様から　ご褒美の様に　与えられた
ディープキスは　極上で…

飢えた私に　潤いを　与えていく。

甘美…　至福…

美味しい…

紫優くんのキス…　美味しい…　♡


止められない…　止まれない…

「…っ　もっと…　もっ…　とぉ…！」

相変わらず　拘束されて
自由が利かない手の　代わりに
舌を　突き出して　紫優くんを　求めた。

「あぁ…　詩史…
かわいいね…♡」

紫優くんも　私の要求に　頬を染めて
応じてくれた。