テキストサイズ

飼い猫 🐈‍⬛🐾

第70章 渡米

『詩史… カメラが 好き?
シャッター 切る度に 興奮してるみたい…』

『 !!?!!  や… そんな訳…!』

『…あるよね? 詩史…? 』


飼い主様には バレて いる…!


乾いた シャッター音が 聞こえると…
すごく 恥ずかしくて 止めて欲しいのに
身体は どうしようもなく 熱くなって
反応して しまうの…。


言い当てられて…
素直な私は 返す言葉が 見つからなくなって
俯くしか なかった。


ここまで 痴女だったなんて…

自分自身に 失望する。


『大丈夫。 どんな 詩史も 大好き だよ。
沢山 可愛い写真を 撮ってあげる。
データの管理は セキュリティを
しっかりかけて 絶対に 外へは 出さない。
だから… 安心して 淫されて みて?』


紫優くんの 天使の様な 優しい微笑みを 前に…
私は とうとう 自分を 貶めてしまった。


あぁ…
この笑顔に 気を許したら…
本当に 堕ちて しまうのに…!!!

自分が 本当に 嫌に なる…!


自己嫌悪に 落ちる その前に…
絶妙な タイミングで
悪魔が 囁く。

『詩史が いくら 自分自身を 嫌っても…
俺は そんな 詩史ごと 大好きだよ…?』


甘い 甘い 悪魔の囁き…

私は 悪魔に 魅入られて 取り憑かれた
可哀想な 猫…。


カメラの前 なのに…
望まれるが まま
紫優くんのモノを 咥え込んだ。

秘部を 晒して
感情のままに 喘いで 悦ぶ 私の姿を
飼い主様は とても 喜んで  褒めて
記録 していく。


『詩史 上手♡
すごく エロいね♡ 綺麗だよ…。
コレを見て 1週間 頑張るね?』


飼い主様が 喜んでる…。

私にとって この上なく 嬉しい事だった。


紫優くんと 深く 深く 繋がって…
そうして 願うのは

無事の帰宅 だけ。


どうか また
私を 可愛がりに 無事に 帰って来て ?

飼い主の帰りを 健気に 待ってるから…


どうせ 外の世界に 行けないのだから

『ただいま』って 微笑む
紫優くんのキスで 起こされるまで…
1週間後まで
目が 覚めなきゃ いいのにな…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ